2019年8月25日日曜日

好かれているか、好かれていないかを気にしなくなったら、好かれるのはなぜか?

こんにちは。上村です。


一見正しいようなことでも、実は正しくないことってありますよね。


「彼は倹約家だからお金がある」
という文章があるとします。


これは正しいようですが、実はそうでもない。


もちろん、倹約自体はいいことです。


文章の理屈が、少し変だという意味ですね。


「倹約家だからお金がある」わけではありません。
「お金があるから倹約家になった」のです。


倹約とは、「無駄遣いをしないこと」ですね。

お金があることが前提。

たくさんではなくても、お金自体はあるのです。


もし、一円もなくなったとしましょう。
もはや守るべきものはありません。


倹約ということにはならないのです。



ところで、こういう理屈は恋愛や人間関係にも言えることです。


「好きな人に愛されない」と悩む人がいます。


一見「愛がないから悩んでいる」と思いますよね。


でもそうとは限りません。


「相手の愛情を感じているから」こそ、それが失われないかと不安になる場合もあります。


相手からの愛情がまったくないなら、不安になりようがありません。


事実をそのまま受け入れるだけですね。
そこには「マイナス思考」の働きようがないのです。


そうなんですね。


マイナス思考になるのは、「守るもの」を気にしすぎた時です


守るものがなくなれば、もはやマイナス思考なんて起こしたくても起きない。


つまりこういうことですね。


「可能性」を感じているからこそ、不安になるのです。


ところがここに皮肉があります。


愛されないことを恐れたら、そんな状況が訪れやすくなったりする。


恋愛に多いかもしれません。


「浮気が心配で相手にまとわりつく」みたいになったら、それは恐怖心のなせることです。


失う恐怖で、かえって失う結果になっている人がたくさんいますよ。



どうしたら、そんなネガティブな状況から脱却できるのでしょうか?


小さな愛から抜け出して、「大きな愛」を意識することです。


小さな愛とは、愛を失うことにビクビクしている状態です。
自己執着。


一方、大きな愛とはもっと自由なものです。
自分を開放していきます。


心の束縛を離れれば、自分の周りにある「素朴な愛情」を意識していけるものですね。


この状態になった時、マイナス状況はきっと一掃されていくに違いありません。


言うまでもないことですが、これは「浮気」のような意味ではありませんよ。


「恋多き」と「愛情深い」は、何の関係もありません。


浮気は極めて個人的な感情に振り回されて、冷静さを欠いた行為です。


大きな愛とは、「素朴な思いやり」「素朴な愛情」のことです。


一般的な愛のことですね。


相手の立場になって考えるということです。


相手が自分のことをどう思っているとか、そんなことは気にしなくていいのです。


「自分はどうか」が大切です。


すべて自分から始まります。
自分が発揮し自分が意識します。


それが大きな愛ですね。


大きな愛を意識すれば、もっと気楽になれるはずです。


小さな愛は、ちょっとしたことで舞い上がって、ちょっとしたことで落ち込みます。


でも、大きな愛は、もっと落ち着いた自信あるものです。


「好かれても、好かれなくても、どちらでもいい」と思ったら、かえって他人の愛情を実感できたりすることがあります。


なぜでしょうか?


自分を縛り付ける気持ちがなくなるので、愛情を素直に感じることができるからですね。



・今回のまとめ
大きな愛は、いつでもどこでも、たくさんあります。
それを意識すること。
大きな愛は、もっと落ち着いたものです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。