2019年8月31日土曜日

ビクビクしなくなれば、相手のことがわかってくる話

こんにちは。上村です。


「コミュニケーションが苦手」という方が、いると思います。


「コミュ障」なる言葉があるらしい。

嫌な言葉です。


あたかもそれが、「何かの欠点」であるかのような誤解を与えています。


その結果、「欠点でないもの」を欠点と思い込んでしまうのです。


かえって意思疎通がうまくいかないことに拍車をかけています。


これは一種の洗脳。


実はたいしたことではないのに、あたかも重大であるかのように騒ぐ。


一方で、「本当に大切なこと」は忘れられていくのです。



例えば、僕は昔から「赤面症」と言われることがありました。


「お前、顔が真っ赤だよ」
と友達からよく言われたものです。


それが恥ずかしくて、ますます顔が赤くなった。


赤くなればなるほど、ますます指摘されるので、
ますます辛くなっていく。


そうすると、何か赤面がいけないことのように、自分で思うようになったのです。


人見知りに拍車がかかって、
なかなか人とうまく接することができなくなっていきます。


「やっぱり自分は人間関係が苦手」
と思い込んでしまう。


さっき例に挙げた、「コミュニケーションが苦手」「意思疎通が苦手」も同じことですね。


何かのきっかけで自分でそう思い込み、
周りの状況がそれに拍車をかけていくのです。


周りがどうあろうと、それは仕方のないこと。


でも、自分自身の考え方は、自分で変えることができます。


僕の場合、いつの間にやら赤面が気にならなくなりました。


「なぜだろう?」と思ったら、
理由は簡単。


学校を卒業して、僕は予備校に就職しました。


予備校で「進路指導の仕事」をするようになったのです。


大勢の生徒の前で、話さなければならなくなったのです。


仕事だから仕方がありません。


大勢の前で話す時は必死です。


顔が赤いとか、青いとか、白いとか言ってられません。


「何を話すか」で精一杯。

顔のことなど気にしていられなくなったのです。


そういう心境になると不思議ですね。

赤ら顔を指摘されることもなくなっていきました。



「指摘されたくない」と思った時は、やたらに指摘されたのです。

「指摘されてもいい」と思ってから、誰も指摘しなくなった。



皮肉なものですが、そういうことってありますよね。


自分が傷ついている時は、いっそう人から傷つくことを言われることがあります。


「傷つくことを言われたくない」と思うと、ますます言われていく。


なぜでしょうか?


結局、心が縛られているからでしょう。


ビクビクしているのです。

その心配が心配を引き付ける。


別れを過剰に恐れる人ほど、相手の嫌がることをしてしまうことがあります。


その結果、関係が悪化していく。


悩んでいる人はそう思えないかもしれませんが、実は「コミュニケーションが苦手」は重大な問題ではありません。


そもそも、自分の考えていることをすべて正確に相手に伝えるなど、できるものでありません。


自分が精一杯誠実に伝えればいいだけだと思います。


それで誤解されても、それはもう自分の責任でありません。



知らないことを「知らない」と言えない人もそうですね。


「知らないといったら、馬鹿にされるのではないか、信頼されなくなるのではないか」と恐れています。


そんなおかしなことはありません。


相手がどう思おうと、それは相手のことです。


自分は正直にそう言ったのですから、何も問題はないのです。


外部状況で束縛されると思いがちですが、そうとも言えません。


束縛は、自分で自分にしている場合があります。


さっきの「顔を赤らめる」こともそうですね。
別にたいした問題ではありません。


「自分がどう見られるか」だけのことです。
相変わらず自分は自分であり、何も変わらないのです。


人からどう見られるかなど、重要なことではありません。


コミュニケーションでそんなに悩むのは、時間がもったいないと思うのです。


もっと重要なことがあります。


人間関係では「思いやり」こそが最も大切です。


コミュニケーション自体は、単なる手段です。


「本質」が最も大切であり、本質がなければ、そもそも手段もありません。


「最も大切なこと」に意識を向けるべきです。



そうすれば、心がもっと自由になっていくと思います。


その時には、もはや「意思疎通がうまくいかない」という悩みは、自然に消えていくことでしょう。


心の束縛が解け、かえって上手に伝わるはずです。



・今回のまとめ
ビクビクする必要は全くありません。
「自分を活かしていくこと」に神経を使うべきです。
心が自由になれば、伝えるべきことが伝わっていきます。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

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