2018年11月11日日曜日

「寛容」の人生論

こんにちは。上村です。


テレビではよく、「討論番組」がありますね。


意見の違う者同士が、互いに意見をぶつけ合う。

どちらの意見に賛同するかは、視聴者が決めればいいわけです。


ところが同じ議論でも、職場の中だと、ちょっと事情が違うかもしれない。


テレビでは視聴者であっても、職場では議論している当事者です。

まるで激論番組のごとく、お互いが険悪なムードになることだってあるかもしれません。


これが家族間だったら、まさに当事者ですね。

夫婦間のいさかい、家族間での言い合いなどもあるでしょう。


何のために議論があるかといえば、お互いのいい部分を取り入れていくためです。


ところが、「自分の意見こそ本物。後はすべて邪道」などと思ったら、意見の違う人はすべて論外になってしまう。


こういう場合は、「寛容」という大切なものを忘れがちです。


お互いがお互いの意見を押し付けあっていたら、トラブルになって当然。


相手にも意思があるし、自分で正しいと思っていることを否定されたら、いい気分はしないでしょう。


お互いが尊重し合う中で、接点を見つけていくことです。

正しい意見を、お互いが模索していけばいいわけです。

もっといい意見にしていけばいい。


それでもどうしても接点がないなら、議論などやめることです。


さっさと議論などやめて、自分自身で正しいと思うことに磨きをかければいいでしょう。

「正しいことを見つけること」が大切です。


したがって、自分が間違っていると思えば素直に考え方を改めればいいですし、正しいと思うなら貫き通せばいいのです。


他人に議論で勝っても、別に自分の価値とは関係がありません。


「あいつに負けたくない」というような感情的なことではなく、理性的に判断し、理性が納得する方向に進んでいけばいいでしょう。


自分の人生の責任は、他人ではなく、自分自身にあります。


もちろん、誰しもが不完全ですから、完璧な意見というものはありません。

すべてを知ったような気になるのは違いまね。


また、単に知っただけでは、本当のその価値がわかったとは言えません。

自分が行う「行為」が大切です。


例えば、寛容が大切だと思うなら、寛容が大切だと知った上で、それを実行することが必要になります。


言うまでもなく、寛容は難しいことです。

知るのは簡単でも、実行することは困難があります。


何度もうまくいかないことを繰り返すでしょう。


それは必要な時間です。


失望や挫折を経験して、本気で正しい考え方を実行しようという気になるものです。


完璧な人間などいないわけですし、自分だってどこかで間違いをしているかもしれません。


「寛容」になることが大切です。

寛容に強制はなく、押し付けもありません。


寛容にすると、自分が損をしたような気になる人がいますが、これは全く「逆」ですね。


言うまでもなく、寛容は、自分の個性を抑えることではありません。

寛容によって、むしろどんどん自分の個性が伸びていくのです。


真の個性です。

寛容は、自分の視野を広げ、苦悩から解放し、自分を前向きにしていきます。


寛容は、自分に多くのものを与えてくれます。

正しい判断、正しい選択ができるようになるからです。


寛容になればわかることがあります。


もし相手が間違っていたとしても、それを自覚するのはその人自身です。

相手の気持ちを操作することはできません。


自分は、自分の意見を伝えることはできますが、それを相手が受け入れるかどうかは、相手の判断です。


求め合ったら、減っていくばかりです。

でも、支え合ったら、どんどん増えていきます。


人間関係もその他どんな関係も、「いいもの」をどんどん増やしていく関係が大切です。

そうなれば、もはや失うものは何もないでしょう。


どんな状況になっても、それを正しく受け入れて、ますます自分が「本当の意味で豊か」になっていくはずです。



・今回のまとめ
寛容になれば、失うものは何もなくなります。
すべてが、自分自身にとって必要なものであることがわかるでしょう。




あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。