こんにちは。上村です。
テレビではよく、「討論番組」がありますね。
意見の違う者同士が、互いに意見をぶつけ合う。
どちらの意見に賛同するかは、視聴者が決めればいいわけです。
ところが同じ議論でも、職場の中だと、ちょっと事情が違うかもしれない。
テレビでは視聴者であっても、職場では議論している当事者です。
まるで激論番組のごとく、お互いが険悪なムードになることだってあるかもしれません。
これが家族間だったら、まさに当事者ですね。
夫婦間のいさかい、家族間での言い合いなどもあるでしょう。
何のために議論があるかといえば、お互いのいい部分を取り入れていくためです。
ところが、「自分の意見こそ本物。後はすべて邪道」などと思ったら、意見の違う人はすべて論外になってしまう。
こういう場合は、「寛容」という大切なものを忘れがちです。
お互いがお互いの意見を押し付けあっていたら、トラブルになって当然。
相手にも意思があるし、自分で正しいと思っていることを否定されたら、いい気分はしないでしょう。
お互いが尊重し合う中で、接点を見つけていくことです。
正しい意見を、お互いが模索していけばいいわけです。
もっといい意見にしていけばいい。
それでもどうしても接点がないなら、議論などやめることです。
さっさと議論などやめて、自分自身で正しいと思うことに磨きをかければいいでしょう。
「正しいことを見つけること」が大切です。
したがって、自分が間違っていると思えば素直に考え方を改めればいいですし、正しいと思うなら貫き通せばいいのです。
他人に議論で勝っても、別に自分の価値とは関係がありません。
「あいつに負けたくない」というような感情的なことではなく、理性的に判断し、理性が納得する方向に進んでいけばいいでしょう。
自分の人生の責任は、他人ではなく、自分自身にあります。
もちろん、誰しもが不完全ですから、完璧な意見というものはありません。
すべてを知ったような気になるのは違いまね。
また、単に知っただけでは、本当のその価値がわかったとは言えません。
自分が行う「行為」が大切です。
例えば、寛容が大切だと思うなら、寛容が大切だと知った上で、それを実行することが必要になります。
言うまでもなく、寛容は難しいことです。
知るのは簡単でも、実行することは困難があります。
何度もうまくいかないことを繰り返すでしょう。
それは必要な時間です。
失望や挫折を経験して、本気で正しい考え方を実行しようという気になるものです。
完璧な人間などいないわけですし、自分だってどこかで間違いをしているかもしれません。
「寛容」になることが大切です。
寛容に強制はなく、押し付けもありません。
寛容にすると、自分が損をしたような気になる人がいますが、これは全く「逆」ですね。
言うまでもなく、寛容は、自分の個性を抑えることではありません。
寛容によって、むしろどんどん自分の個性が伸びていくのです。
真の個性です。
寛容は、自分の視野を広げ、苦悩から解放し、自分を前向きにしていきます。
寛容は、自分に多くのものを与えてくれます。
正しい判断、正しい選択ができるようになるからです。
寛容になればわかることがあります。
もし相手が間違っていたとしても、それを自覚するのはその人自身です。
相手の気持ちを操作することはできません。
自分は、自分の意見を伝えることはできますが、それを相手が受け入れるかどうかは、相手の判断です。
求め合ったら、減っていくばかりです。
でも、支え合ったら、どんどん増えていきます。
人間関係もその他どんな関係も、「いいもの」をどんどん増やしていく関係が大切です。
そうなれば、もはや失うものは何もないでしょう。
どんな状況になっても、それを正しく受け入れて、ますます自分が「本当の意味で豊か」になっていくはずです。
・今回のまとめ
寛容になれば、失うものは何もなくなります。
すべてが、自分自身にとって必要なものであることがわかるでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。