こんにちは。上村です。
あなたには、何か「願望」があるでしょうか?
人間は、大きなことから小さなことまで、「様々な願望」があるものですね。
実現可能な願望もあれば、そうでない願望もあります。
例えば、職場に好きな異性がいる。
偶然、二人きりになった。
(ここで話が弾んで、帰りがけに一緒に食事でもできたら)
と期待する。
ところが現実は、「お先に失礼します」と相手が先に帰ってしまったりとか。
この種の願望は、なぜか裏切られることが多い。(笑)
冗談はともかく、この場合なら、ひょっとしたら叶う可能性もあるかもしれません。
でも、「絶対に無理」という願望もあります。
「自分は火星に行きたいんだ」と思っても、それは無理でしょう。
未来に「火星旅行」が実現する時がくるかもしれませんが、今は見当もつかない話です。
そう考えれば、無理なことはたくさんあります。
「春の後は秋になってほしい。暑いのは嫌だから」
と思ってもそんなわけにはいきません。
「そんな願望をする人はいない」と思われるでしょう。
確かにそうですね。
でも、もっと現実的なことで、実現不可能なことはあります。
いくら好きな人でも、その人と一度も話もしたことがないなら、二人で食事に行くというのは、普通に考えてできないですね。
将来はわかりませんが、今はできないでしょう。
「何かの偶然で」と願望を抱くかもしれませんが、冷静に考えれば難しい。
ところで僕は何も、実現不可能なことを並べて、みなさんのやる気を削ごうとしているのではないのです。
むしろその逆です。
いっそう、「気力を高めてもらおう」としています。
自分の願望水準が高くて、それを苦にしている人はたくさんいます。
「できないことは悪い」みたいな風潮の集団もあります。
しかし、当然ですが、できないことが悪いわけではありません。
人間にはできないことがあります。
当然のことです。
会社の経営者でも、そういう人がいますね。
これくらいのことはみんなできるはずと、社員に高い要求水準を課す。
できる人もいるかもしれませんが、そうでない人もいます。
人間は一人一人個性があります。
得手不得手、合う合わない、いろいろあるのです。
経営者自身だって、商売はうまくても、他の面ではできないこともたくさんあるでしょう。
ここで書きたいのは、仕事や恋愛の話ではありません。
「人生そのもの」の話です。
大切なことであればあるほど、実現までには時間がかかります。
今日しようと思って、明日実現するなら、たいしたことではありませんね。
できることをしていくこと。
すべきことをしていくこと。
できないことをしようと悪戦苦闘して、肝心の「できること」をしない人が実に多いのです。
人間関係や恋愛にとらわれて、その他のことがないがしろになっている人もいます。
「実現できる」と思っていることが、なかなか実現しないと、どんどん自信がなくなっていくかもしれません。
恋愛でもそうでしょう。
欲求不満になるかもしれません。
その結果、余計に願望は膨らんでいきます。
相手に対する「要求」が大きくなることもある。
でも、期待を裏切られるようなことばかり。
そのギャップで、ニッチのサッチもいかなくなります。
しかし当たり前ですが、人生は、恋愛以外にすることがたくさんあります。
こう言っては何ですが、恋愛などは人生のごくごく一部に過ぎないのです。
悩んでいても仕方ない。悩めば悩むほど、事態は悪化していく。
それは、実際に悪くなっているというわけでもありません。
現実がうまくいかないと、欲求がさらに刺激されて、ますます挫折感を感じるものです。
現実とのギャップはどんどん広がる。
その場合は、もっと「足元」を見るべきです。
あなたには、できることがあり、すべきことがあります。
願望に振り回されないで、今をもっと大切にすべき。
今の姿勢が、未来を作っています。
焦ったり、心配したり、不満ばかり言って、いい未来が築けるわけでもありません。
本当の願望とは、あくまで、自分を勇気づけるためにあります。
今をしっかり生きる中で、自然に芽生えてきた願望こそ、きっと「実現可能な願望」です。
それは願望を越えて、「確信」になっていくでしょう。
・今回のまとめ
今をしっかり生きる中で、自然に芽生えてきた願望こそ、大切なもの。
それは「確信」になっていくでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。