2018年11月18日日曜日

ささいなことに傷つかず、たくましくなる本当の方法

こんにちは。上村です。


僕は昔、何か辛いことがあったら、こう自分に言い聞かせていました。


『馬鹿になれ』と。


もちろんこれは、文字通りの意味ではありません。

「愚か」という意味ではなく、「純粋な自分を取り戻せ」という意味です。


それを「馬鹿になれ」という言葉で、自分を叱咤したのです。

小さなことに傷つけられている自分を、勇気づけたのです。


とにかく現代人は、神経をすり減らし過ぎだと思います。

複雑な社会が、それに拍車をかけています。


もちろん便利になったのはいいのですが、素朴な気持ちが失われる状況は困ります。


「過去を悔やみ、今を悲観し、未来を心配する」

そんなことばかり繰り返していたら、気が滅入って当然です。


ささいなことを、気に病んではいけない。


例えば、恋愛で考えてみましょう。

いろいろ気を揉むことも多いでしょう。

同じ職場に、片想いの異性がいたら、大変です。

その人の行動がとても気になります。


「不機嫌そう」「別の同僚と仲良くしている」「忙しそう」「どうして知らんぷり」「急いで帰るのはなぜ」など、いろいろ気を回すとキリがなくなります。


相手のささいな行動に一喜一憂するようになったら、相手に振り回されている状態です。


相手には、振り回そうという気持ちはありません。

自分が勝手に振り回されているだけです。


独り相撲ばかりしていると、だんだん迷路にはまっていく。

その関係に自信が持てなくなります。


「自分は嫌われているんじゃないか」と、たいして根拠もないのに考えてしまうようになる。


落ち込みたくないから、相手と距離を置こうとします。

距離を置いたら置いたで、やはり相手のことが気になる。

無理して接しようとして、その結果もっと壁を感じてしまう。


こうなったら悪循環です。

どうしてこんなことになってしまうのでしょうか?


それは「相手のことを誤解しているから」です。


自分の感情を持て余して、相手を正しく見れなくなったのです。


顔はジーと見ているかもしれませんが、本当の意味で相手を見ていません。

見つめているのは、いつも「自分自身の動揺」ばかり。


もちろん、恋愛だけではありません。

人間関係もそうです。


「詮索」と「思いやり」を勘違いしてはいけない。


詮索は、相手の気持ちを考えているようで、実は「自分の気持ちに振り回されている」部分が大きいのです。


思いやりは、純粋に相手を思いやる気持ちです。


どちらも相手の心を知ろうとする行為ですが、動機がまるで違っています。


詮索は、気持ちの上がり下がりが激しいものです。

思いやりは、気持ちが安定するものです。


「詮索ではなく、思いやりを大切に」

そのためには、精神的にしっかりすることですね。


これは、精神力を鍛えるみたいな、修行的な意味ではありません。

もっと素朴なことです。


物事を、理性的に、落ち着いて見る努力をすることです。


過去にいつまでもこだわらないことです。
未来を心配しないことです。
今に最善を尽くすことです。

すべてシンプルなことですね。


でも、シンプルだから簡単ということではありません。
実は、シンプルなことの方が難しいのです。


その実行には、勇気と努力が伴います。


困難な時に、人生を悲観的に見ることは誰でもできます。

困難に合って、前向きに見ることこそ、強い決意が必要で、難しいことです。


難しいことだからこそ、価値があります。

「難しいこと」にチャレンジしていくことです。


その決意が、あなたの環境を、きっといいものにしていくでしょう。



・今回のまとめ
詮索ではなく、思いやりを大切に。
シンプルなことが、最も大切であり、最も難しいものです。
難しいことにチャレンジしていくことが、環境をいいものにしていきます。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。