2018年11月30日金曜日

要求ばかりしないで、自然な関係を大切にすれば、うまくいく話

こんにちは。上村です。


恋愛になると、あまり気の利かなかった人が、
急に「マメ」になることがあります。


相手のことを思って、気が利くようになる。


もちろんそれはいいことですが、
反面、相手に対する「期待」も大きくなっていく場合があります。


「これくらいしたのだから、相当の反応がほしい」
と思う。


思ったような反応がないと、落ち込みます。

すると、もっと相手に対して、「要求」が強くなっていく。


マメを通り越して、過剰なまでに相手にしつこくすることもあります。


こうなると、親切が親切でなくなってしまいますね。

かえって、本当の親切ができなくなってしまいます。


親切や優しさは、「相手の意思を尊重する」中で発揮されていくもの。

「気持ちを押し付けること」と「優しさ」は違います。


これを勘違いするから、
「これだけ優しくしてあげているのに、どうして相手は反応してくれないんだ」
などと不満になってくる。


「独り相撲」になってしまうのです。

願望ばかりがどんどん膨らんで、思い通りにならない現状に不満を感じてしまう。


もちろん恋愛は一つの例です。

いろいろなところに、そういった心理があります。


人間関係でもありますよ。


客観的に見て普通なのに、なぜか本人は「うまくいっていない」と思っている。


昔、職場の先輩で、こういう人に出会ったことがあります。


「先輩後輩の関係はこうあるべき」と自分で強く思っているのです。

その理想が非常に高い。


当然ですが、人間はそれぞれ独立した人格です。

それぞれ意思があります。


先輩が、後輩を何でも思い通りにできると思ったら、大きな間違いです。


その先輩は、後輩に対して「普通に」接することができなくなっていました。

何かにつけ、「後輩とはこうあるべきだ」という考え方を押し付ける。


それはもはや、指導でもアドバイスでもなく、ただ「自分中心の考え」に固執していただけだったのです。


当然、周囲から煙たがられていきました。


しかも、「こうあるべきだ」の理想が高過ぎて誰もついていけない。

この先輩は、やがて「困った状況」に追い込まれることになったのです。


不満ばかりが先に立って、調和を欠くと、この先輩のようになります。


では、この先輩は、どうすべきだったのでしょうか?

「つまらない願望」を捨てることだったのです。


自分のことしか考えていないような願望では、どうしようもありません。


良好な先輩後輩関係を実現したいなら、当たり前ですが、後輩の人格を尊重するべきです。


それが「真の意味の願望実現」です。

つまらない願望を捨てれば、「本当の願望」が見えてきます。


泥沼にはまっていくような考え方はよくない。

もっと今の関係を大切にしていくべきですね。

想像上の関係ではなく、「今の関係」です。


あなたに親友がいるとしたら、その親友に対して、あなたはどう向き合っているでしょうか?

自然に向き合っていますね。

要求して付き合っているわけではないでしょう。


「気持ちが満たされるからいっしょにいる」
それだけです。

好ましいから、一緒にいるだけですね。


ところが、相手に対する要求が増えていくと、余計な考えに振り回されていきます。

不安が大きくなっていきます。


「自分が食事をおごらなかったから、相手は不快に思っているに違いない」
などと、理屈にもなっていないようなことを考える。


では、食事をおごったら愛されるのでしょうか?

そんなことはありません。


「昼食」と「愛」を同じ天秤にかけてはいけない。


食事をおごるのはいいことでしょうが、もちろん無理にするようなことではありません。


そんなことより、もっと大切なことがあります。

要求ばかりしないことですね。


「自分がこうしたら、こうしてくれるだろう」
などと考えないことです。


もっと、素朴な気持ちで、接していけばいい。


相手の意思を尊重すれば、素朴な親切心が発揮できます。

そうすれば、腰を落ち着けていくことができます。


変に期待しなくなれば、もっと自然に関係を楽しむこともできます。

自然に気持ちも通じ合っていくでしょう。


必要な相手と、しっかり信頼関係を築けていけるでしょう。



・今回のまとめ
要求ばかりしないで、自然な関係を大切に。
相手の意思を尊重していく中で、素朴な親切心が発揮できます。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。