2018年11月25日日曜日

あなたの「本当の顔」は、愛されるもの

こんにちは。上村です。


若い頃の、ある日のことです。


僕はトイレに入った。

手を洗っている時、「鏡」で顔を見たのです。

そこには、「自分」がいました。
(当たり前ですね)

自分の顔をマジマジと眺めたのです。

ただ何となくです。


すると、「妙な気持ち」が湧いてきた。

「オレって結構イケてるな」と思ったのです。


いや、勘違いしないでくださいね。

自分の顔のことくらい、自分がよくわかっています。

僕は、イケメンではありません。


イケてると思ったのは、「イケてない自分」を思い出したからです。

「イケてない自分」って、何?

「片想いの相手の前での僕」ですね。


これは若い頃のお話なのですが、当時好きな女性がいました。

しかし、関係が進展せず、悩んでいた。

努力しているのに、どうしてうまくいかないのか?
そんな最中だったわけです。


彼女と接している時、僕はどんな顔をしているだろう?

たぶん、今、鏡で覗いている顔とは違うはず。


彼女の気持ちをつかみたくて、きっと「うざったい顔」をしているはずです。

ある時は、「鼻の下を伸ばしている」みたいな。


「彼女に接している時の気持ち」になって、もう一度鏡を覗いてみたのです。


「心をつかみたい」「恋人にしたい」「アプローチしたい」という気持ち。

すると鏡の自分の顔は、まさに「そんな顔」になりました。


容貌ではなく、自分の気持ちがそのまま顔に表れた感じ。

すがりつくような、余裕のない顔になったのです。


そこで、今度はそういった「束縛」から逃れた状況を想像しました。


束縛といっても、相手がそうしようとしているのではなく、自分で勝手にそうなっただけですから。


「彼女は僕のことをどう思っているのだろう」
・・・ということは考えない。

余計なことは考えないのです。


すると、落ち着いた、余裕ある表情になった。

まさにこれです。

この表情こそが、きっといい表情。


トイレで何しているんだという感じですが(笑)、それはなかなか重要。


「焦らず落ち着いた表情」「素朴に今すべきことに取り組んでいる姿」
それは「いい顔」に違いありません。

「恋人がほしいあまり、ずっと相手にしつこくしている自分」
それは「よくない顔」に違いありません。


人間の顔は、その都度変わっていく。

顔自体ではありません。
雰囲気が変わるのです。


焦っている時に、いい顔はしていない。
嫉妬している時の顔は、よくない顔。
悪口を言っている時の顔も、よくない顔です。


そこで、僕は思い出したことがありました。

彼女の歓心を買おうとして、さかんに「他の人の悪口」を言っていたのですね。

彼女に共感してもらおうとしたのです。


しかし、当然ですが、そんなことでうまくいくはずもありません。

むしろ、逃げられてしまう。

そうなのです。

好意をつかみたいと思っていたのに、なぜか遠ざけることをしていたのです。


好意は強引につかみ取るものではないし、追いかけ回すものでもない。


自分自身を磨いていく中で、自然に感じ、自然に発揮していくものが、「本当の愛情」と考えます。


本当の自分を信頼することです。



・今回のまとめ
追いかける必要など、まったくありません。
愛情は、自然に感じ、自然に発揮していくものだから。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。