こんにちは。上村です。
今回は、あなたを「SFの世界」にご招待しましょう。
そこで、こんな想像をしてみてくださいね。
今は、「縄文時代」です。
あなたは縄文人として、日夜「縄文式土器の製作」に追われています。
すいません。
縄文人が日常で何をしていたのか、イメージが浮かばないので、適当なことを言いました。(笑)
それはともかく、あなたは縄文時代に生を受けたのです。
原始的な生活を送っています。
「時計」なんてありません。
日が昇れば活動するし、日が沈めば眠りにつく。
今が何月何日かもわかりません。
ちなみに、縄文時代は1万年以上も続いたそうですね。
草創期と晩期では、文化に違いがあったでしょう。
それをコマゴマと書いたら、わけがわからなくなるので、
あくまで「原始的社会」とお考えくださいね。
「原始的生活」を送っていたあなた。
そんなあなたに、突如「異変」が起こりました。
何か知らないが、日本の江戸時代に来てしまった。
あなたは「信じられない光景」にボーゼンとします。
人々は、何やら「わけのわからない絵」(つまり文字)を使っています。
それで相手と意思疎通をしているのです。
文字がギッシリつまった紙(つまり手紙)を、「飛脚」という人が遠くまで運んでいます。
ここにいない人とでも、お互い顔を合わすことなく、気持ちを伝えることができるのです。
その事実にあなたは驚愕します。
驚愕した瞬間、あなたはまたまたタイムスリップ。
(展開が早いことをお許しください)
次に、「平成」(つまり現代)にやってきます。
現代は、いっそう恐るべきことが起こっていました。
文字がギッシリつまった紙が、一瞬にして遠くまで行ってしまうのです。(つまりFAX)
それどころではありません。
相手から一瞬で返事がくる。
飛脚なら、送るのに何日もかかります。
返事が返ってくるのに、また何日もかかるのです。
そのやり取りが、すぐにできるのです。
まさに奇跡です。
と思ったら、それどころではなかった。
箱のような物体(つまりスマートフォン)をいじって文字を送ると、どんなに遠い相手にも、一瞬で文字が送り届けられるのです。(つまりメール)
相手からの返事も一瞬。
苦もなく、その繰り返しができる。
しかも、その箱型の物体は、相手と声のやり取りも自由自在。(要するに通話)
これぞ奇跡と呼ばずして、何と呼ぶのでしょうか?
しかしよく考えてみると、現代に生きる我々だって、
メールの原理がわかって使っているわけではありませんね。
どうして文字が、あっという間に届くのか?
考えてみたら不思議です。
インターネットもそうです。
検索なんて当たり前にやっていますが、どうして検索ができるのかよくわからない。
原理がよくわからないのです。
もちろん原理まで理解している人もいるでしょうが、大多数はわからないまま使っていますね。
不思議なことを、不思議なまま使っている。
しかし何が不思議といっても、もっと不思議なものがあります。
「人間の心」です。
昨日機嫌の良かった恋人が、どうして今日は不機嫌なのか、よくわからないでしょう。
それは、メールやパソコンより、複雑怪奇です。
「心にも何か原理があるはずだ」と考え、心理学などをかじってみます。
しかし、それでもさっぱり恋人の気持ちはわからないのです。
「心」というものが一体何か、それもわからない。
しかし、「わからない」では気持ちが落ち着きません。
そこで、わからないものをわかろうとして、悪戦苦闘するわけです。
しかし僕は思うのですね。
メールやパソコンの原理がわからなくても、我々は日常でそれを使っています。
もし、「原理がわかってからパソコンを使おう」と考えたら、一生使えなくなってしまう。
心も同じことですね。
「相手の気持ちがわかってから付き合おう」としたら、誰とも仲良くなることができません。
「心の奥底でのつながり」こそ、愛情と呼べるものでしょう。
もちろん、恋愛に限らず、その他様々な愛情もそうです。
そこには「原理」というものはありません。
理屈で付き合っているわけではないのです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
わからないことはわからないなままで、相手と接すればいいのですね。
好きな人のことを、あれこれ詮索しなくていい。
「詮索」と「思いやり」は違います。
詮索は、単に相手を探っているだけです。
相手のことを気にしているというよりも、その人にどう見られているか、自分のことを気にしていることが多い。
でも、思いやりは、もっと前向きなものです。
純粋に相手を思う心情です。
純粋な時というのは、人間にとって一番自然な時です。
肩の力を抜いたところから、本当の意味で相手の気持ちを思う自分が生まれます。
・今回のまとめ
不必要な詮索はやめて、思いやりを大切にすることです。
肩の力を抜いて接すれば、きっと自然に相手の気持ちもつかめていくでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。