2020年5月10日日曜日

「他人はこうするべきだ症候群」を捨てれば、本当の希望が手に入る話

こんにちは。上村です。


突然ですが、こんな「童話(寓話)」を考えてみました。



題して、

『歌好きな鳥が、歌おうとしなかった話』



ある時、「動物の紅白歌合戦」がありました。


いろいろな動物が出場し、歌を競い合う。



そこに出場した一羽の鳥。


鳥は、「最後に歌いたい」と思った。



まあ年末の紅白でも、最後に歌うのは特別感がありますからね。


その鳥は、「大御所になりたい願望」があったのです。



「僕は鳥なので、トリ(最後)で歌いたい」

「そんなこと言わないで、今歌ってください」

「でも、トリで歌いたいのです」

「そんなにトリ乱さないで」



スタッフと口論の末、結局その鳥はあきらめました。


最後で歌いたい思いは叶えられなかったのです。


鳥は、トリあえずその場で歌いました。



ここで終わったら、単なるダジャレになりますね。


笑点なら、座布団全部とられて、羽織まで脱がされるくらいのレベルです。



でも、話はここからが重要です。


歌合戦が終了した後、「観客アンケート」がありました。


「どの歌が一番よかったか」を、観客全員に尋ねました。


すると、別に「順番は関係なかった」のです。



最後に歌ったからといって、特に評価がよかったわけでもない。



鳥は、その「アンケート結果のコピー」をもらいました。


自分が駄々をこねたことを反省したのです。



高慢になった時、自分に対しての「いましめ」として、いつもそのアンケート結果をトリ出して見るようにしたのです。


トリだけに、トリ出して。



最後までダジャレから抜け出せませんでしたが、言いたいことは、とても大切なこと。


鳥さんの行動ですね。



主人公の鳥は、「最後に歌いたいと」思いました。


でも、ダメと言われた。


「どうしても最後に歌いたい」とトリ乱したのです。


トリだからトリ乱したのではなく、その鳥の「個人的な価値観」だった。



でも、よく考えてみましょう。


歌が好きで歌うなら、別に順番などどちらでもいいですよね。


自分の歌を聴いてもらえることに、喜びを感じるはずです。



最初でも、真ん中でも、最後でも、どこだっていいはず。


にもかかわらず、細部の「どうでもいいこと」にこだわってしまった。




以上は僕が考えた寓話ですが、こういうことって、あなたの日常でもありませんか?


「不当な扱いをされている」と感じること。


他人と比較して、思う時があるかもしれません。



実際に不当な扱いをされている場合もあるかもしれません。


でも、自分自身の自信のなさから、「軽く見られた」と思い込むことも多いのです。



また、「軽く扱われた」「馬鹿にされた」と思うほど、不当なことがやってくる場合もあります。


自分の失意が、さらに不当なことを呼び寄せたりします。



そんな時は、「本質」を思い出すことが大切です。


「一番大切なことは何か」です。



「恋愛はこうあるべきだ」
「人間関係はこうあるべきだ」
「恋人はこうするべきだ」
「友人はこうするべきだ」
「自分に対してこうすべきだ」


「他人はこうするべきだ症候群」にかかってしまうと、本質を見失います。



相手にも意思があり、考え方があり、人それぞれ表現の仕方が違うことに、気持ちがいかなくなってしまう。


独裁者のような考え方になって、独裁者の末路が哀れなように、その関係も哀れなものになっていきます。



自分や他人を傷つけるような行動ではなく、「本質に沿った行動」をすることが重要です。


ややこしく考えすぎて、素朴に大切なことを忘れている場合があります。



自分で勝手にとらわれている「他人はこうするべきだ症候群」を捨てよう。


そうすれば、心が軽くなって、本来の自分をしっかり発揮していけることでしょう。


結局それが、環境をよくしていきます。



・今回のまとめ
自分で勝手にとらわれている「他人はこうするべきだ症候群」を捨てよう。
そうすれば、心の束縛がとれ、「本来の自分」が顔を出します。
その自分こそ、環境をいい方向に進めていく力があります。





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