こんにちは。上村です。
僕が、若い頃の話です。
(覆面をかぶって生活したら楽だろうな)
と思ったことがありました。
「恥ずかしがり」だったので、「覆面をかぶれば、堂々とできるのではないか」と思ったのです。
「覆面の方が余計に目立つ」という説もありますが。(笑)
そこまでいかなくても、今の自分にどこか自信を持てないことはあるでしょう。
「こうならなければ、人から受け入れてもらえない」
と思うこと。
あなたは、いかがでしょうか。
当時の僕は、今のままでは「誰にも受け入れてもらえない」ような気がしていたのです。
信頼も、愛されもされないような気がした。
そこで、僕は何をしたか?
特に何もしませんでした。
というよりも、どうしていいかわからなかったのですね。
気晴らしに、当時流行っていた「ヒーローものの漫画」をよく読みましたね。
主人公は、人間離れしています。
信じられないくらい、人から尊敬されています。
すべての人が、その主人公を崇めているのです。
鬼のように出世していきます。
異性からモテモテです。
同性から熱い指示を集めています。
根性があります。
勇敢です。
格好いいです。
男前です。
まあ絵に描いたような人ですね。(漫画だから絵に描いていますが)
(俺もこんな風になれたらな)
と思いました。
そこで、主人公が漫画の中で言うセリフを真似たりした。
今から考えれば、滑稽な話です。
当たり前ですが、漫画の中にいる主人公に、自分がなれるはずもありません。
なる必要もないですね。
そして、ここからが大切です。
そもそも、「どうして自分がそうなりたいのか」という理由です。
要するに、「みんなから崇められたい」という理由だったのです。
そんな情けない理由で、望みが実現するはずもありません。
確かに、人間関係で尊重され、異性から恋焦がれるような立場になったら、気持ちがいいでしょう。
でも、もしそんなことを目的にしていたら、自分の長所など、全く発揮できなくなります。
例えば、こんなことを考えてみましょう。
「三角関係で泥沼に陥った人」の話。
その中には、異性からモテる人もいるのかもしれません。
しかし、一時的な「気分のよさ」の代償に、後から「大きなもの」を失う場合があります。
「幸せ」というのは、一時的な状態ではありません。
長い目で見たことなのです。
一時的に満足しても、未来にとってよくないことなら、それはよくないことですね。
「自分を輝かせる」とよく言いますね。
でも、大切なのは、「輝くこと」そのものではありません。
「なぜ輝きたいのか」
その理由が大切です。
「注目してほしい」「好きなあの人に振り向いてもらいたい」
という理由からなら、動機があまりにも貧弱です。
貧弱な動機は、かえって輝きを奪っていくでしょう。
どうせなら、「もっと価値ある大きな目標」を持つべきではないでしょうか。
小さな自分から脱して、大きな自分を発揮していくべきです。
では、「大きな自分」とは何か?
言うまでもなく、「自分自身の長所を生かしていくこと」です。
それが真の希望です。
チヤホヤされることなど、及びもつかないくらいの、実に大きな希望です。
「希望を持つ時、誰もが輝く」
希望とは、現状にとらわれていると、なかなか見出せないもの。
自分の可能性を発揮していく決意が大切です。
真のヒーローは、アニメの中にいるのではなく、自分自身の中にあります。
外に求めなくても、中にあります。
あなたの中の「勇者」に登場いただく。
自分の人生のドラマは、自分が脚本家であり演出家。
どんな主役にするか、選ぶのも自分自身です。
あなたが憧れの人を求めるのと同じくらい、自分自身の中に、あなたが憧れるものを見出していくこと。
あなたは、どんな人と出会ったら、一番嬉しいでしょうか。
自分が辛い時、どんな人と出会ったら、励まされるでしょうか。
まさに、それは「自分自身のそうなるべき理想像」ですね。
そういった理想像が描けるということは、自分の中にその「種」がある証拠です。
種を育てるのは、自分の仕事。
それが花を咲かせて、誰かの役に立つ機会が訪れます。
それこそが、まさに「真実の希望」であり、必ず実現していくものです。
・今回のまとめ
誰かに憧れるよりも、自分の可能性に憧れよう。
自分一人で終わる望みよりも、もっと大きな望みを大切に。
結果的にそれが、自分の望みを実現していきます。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。