2020年5月19日火曜日

安心して知らないことは「知らない」と言っていいよ

こんにちは。上村です。


突然ですが、あなたは「知らないことを知らないと言える人」でしょうか。



もちろん、知っていることは、どんどん答えればいいですね。


でも、知らないことを、知っているかのように言う必要はありません。



知らないのは知らないのであって、正直に言えばいいだけなのですが、それができない人がいます。



その気持ちは、わかるところがあります。


僕はかつて、予備校で進路指導の仕事をしていました。


その時、生徒から様々な質問をされて、「わからない」と答えるには勇気がいった。


「進路指導なのに何も知らない」と、思われるのが嫌だったのです。



実際、生徒はそんなことは思いませんが、自分で勝手に想像して恐れていたのです。




上司に、「あれはどうなった?」と聞かれる。


「知ったかぶり」で答えて、後で困ったことになった。


そうこうしているうちに、自分の「勘違い」に気付きました。


まさに僕は勘違いしていました。



「知らないこと」は、あって当然です。


何でもかんでも知っている方が不自然ですね。


仕事上でも、知らないことはたくさんあるでしょう。


知らないで済まされないこともあるかもしれませんが、でも知らないものは仕方がないのです。


正直に「知らない」と言うまでです。


その時答えられなくても、後で調べて答えればいいだけですね。



信頼感を失うのを恐れて見栄を張ってしまうことがありますが、実はそのことがかえって信頼感をなくしています。



大切なのは「誠実さ」です。誠実な人は信頼されます。


知ったかぶりでは信頼されない。自慢しても尊敬されないのと同じですね。



相手だって、何でも知っていることを期待しているわけではないでしょう。


「知っているなら教えてほしい」と思っている。


即答できなくても、後でも構わないから教えてほしいと思っているかもしれない。



「知らない」と言っても、それで信頼がなくなるわけでもなければ、相手が気分を害するわけでもありません。


普通に考えれば、当然のことですね。



ところが、どういうわけか自分で捻じ曲げてしまうことがあります。


「知らないと言ったら馬鹿にされるのではないか」と心配する。

それこそ余計な心配です。



自分が誰かに質問して、「知らない」と言われても、自分はその人のことを軽く見たりはしないでしょう。


立場を置き換えてみれば、もっと理性的になれます。



焦れば焦るほど、相手の期待とは真逆のことをしてしまうこともあるものです。


相手は怒っていないのに、「怒っているのではないか」と思う。

相手は普通なのに、「嫌われているのではないか」と思う。



そもそも、そんなに心配ばかりしているから、うまくいかなくなってしまうのですね。



大切なのは、「自分がどう思われているか」ではありません。


大切なのは、「自分がどういった態度で物事に向き合っているか」です。



正しい態度が、きっといい環境を引き寄せていくことでしょう。



・今回のまとめ
大切なのは、「自分がどう思われているか」ではありません。
大切なのは、「自分がどういった態度で物事に向き合っているか」です。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。