こんにちは。上村です。
子供の頃、「シャーロック・ホームズの推理小説」を読んだことがあります。
「名探偵の活躍」に影響されて、「自分も推理小説を書いてみよう」と思ったことがありました。
子供ながらに、あるストーリーを考えました。
実際は書かなかったのですが、こんな感じです。
小説のタイトルは、『ある「瞬間移動」事件』です。
あなたもぜひ、この「謎」を解いてみてください。(笑)
ある事件の容疑者に、一人の「学校教師」が浮かび上がりました。
非常に疑わしいが、彼には「鉄壁のアリバイ」があった。
犯行時刻に、彼は「学校で授業をしていた」のです。
時間割がそうなっているし、実際「授業を受けたクラス生徒全員」がそれを証言しています。
もちろん、授業中に抜け出したということもない。
「鉄壁すぎるアリバイ」に立ち尽くす捜査陣。
そこに現れた、一人の名探偵P。
いろいろな状況証拠を積み上げていく中で(漠然ですいません)、彼はついに「事実」をつかみました。
「トリックのからくり」に気付いた。
Pだけに、ピンときました。(ここは、笑うところです)
では、いったい真実は何か?
その教師はやはり犯人であり、実際の時刻に犯行を行っていました。
では、生徒の証言はいったいどうなるのか?
実は、生徒全員も「共犯」だったのです。
「教師も生徒も、全員が口裏を合わせていた」
というオチです。
何と意外なトリックでしょうか。
ここで言う「意外」とは、「荒唐無稽で使い古された」という意味です。(笑)
言うまでもなく、現実にはありえないことです。
生徒全員が、教師のために犯罪行為の口裏を合わせるなんて、あり得ません。
あくまで、推理小説の中だけの話。
ただ、理屈としては、一応筋は通っています。
理屈は合っていても、現実にはありえないということは、何も推理小説の世界だけではありませんね。
実際にあるものです。
例えば、恋愛や人間関係にもありますね。
「こうしたらこうなる」などと「作戦」を考える。
しかし、実際には、そんな理屈通りにはいきません。
友情や愛情は、「作戦」ではうまくいかないのです。
駆け引きが成功して有頂天になっている人がいても、そういったものは長続きしない。
ずっと駆け引きをし続けるなどということは、できないからです。
必ずどこかでボロが出ます。
それに一時的に相手が嫉妬してくれたりしても、それがいったい何になるのでしょうか?
それよりも、「正直」になった方が得策です。
何かに困ったことがあると、ついつい姑息な手段に打って出てしまうことがありますね。
さっきの、恋愛の駆け引きもそう。
嫉妬させたいとか、愛を試したいとか、そんなことばかり考えるようになる。
しかし、立場を逆転させて考えればわかりますが、自分がもし相手からそんなことをされたら、絶対に気分が悪いと思うのですね。
冒頭に書いた「荒唐無稽のストーリー」のように、自分で都合のいい理屈を考えても、それは「真実」とは相容れない場合があります。
大切なことは、体験から学ぶこと。
良識で、対処していくことです。
過去の経験は、きっとそのためにあります。
・今回のまとめ
大切なのは、都合のいい理屈ではなく、柔軟性。
新しい事実に直面したら、素直に学ぶことが大切です。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。