こんにちは。上村です。
恋愛や人間関係で不満を持つ人は、よくこんな考え方をするかもしれません。
「これだけ思っているのに、相手は自分に冷たい」
行為の見返りがなくて、不満に思うわけです。
しかしこれは、勘違いであることがわかります。
相手のことを考えているようで、実は「自分のことを考えている」のは、よくあることです。
「会いたい会いたい」と思う時、相手のことを考えていると思っています。
でも実はそうではなく、「自分のこと」を考えている場合も多い。
なぜなら、会いたいのは、「自分自身が会いたい」からです。
相手の気持ちとは別ですね。
「相手に対する思い」と「自分自身に対する思い」が混同しています。
「こんなに相手のことを考えているのに」と不満に思ってはいけない。
相手のことというよりは、「自分のこと」なのです。
冷静になれば、よく理解できるのではないでしょうか。
勘違いが発端で、その関係がうまくいかなくなることがあります。
相手の気持ちを読み違えるし、自分で自分の気持ちがよくわからなくなってくる。
そんな場合どうしたらいいかというと、「気持ちを落ち着けること」ですね。
もっと「自然」を意識する。
そうすれば、勘違いから脱却できます。
純粋な力が、舞い戻ってくるでしょう。
愛情とは、「純粋に相手のことを思う気持ち」ということを思い出す。
恋愛も人間関係も改善していくはずです。
では、どうしたら気持ちを落ち着けることができるのでしょうか?
ここが大切ですね。
「落ち着け落ち着け」と自分に言い聞かせても、なかなか落ち着けない。
いっそう相手の顔がチラついて、心が乱れる。
落ち着くためには、いったん問題から離れてみることも大切です。
相手の気持ちを詮索して疲れきった自分を休ませるのです。
落ち着けば、きっと純粋さを取り戻していけると思うのですね。
悩みで心身が疲れると、「本当の自分」を見失ってしまう。
当然ですが、悩んでいるからといって、その関係がうまくいくわけではありません。
むしろますます迷いの淵に入り込んで、出口がなくなってしまいます。
純粋さを取り戻すには、いったん自分を悩ませる問題から離れてみることが必要です。
その場合に効果的なのは、「単純な行動をすること」です。
何もかも忘れて、単純な行動をしてみること。
そうすれば、忘れていた純粋さがよみがえってくるでしょう。
別に、大げさな行動でなくていいのですよ。
単純行動で構わない。
散歩でも、庭掃除でも、何でもいい。
あれこれ悩んでわけがわからなくなった状態を、一度クリーンにしてみるのです。
自分を悩ます問題を、とりあえず棚上げにする。
心配いりません。
棚上げしたものは、ほっておいても下ろす時期がやってきます。
だからアクセクしなくていいのです。
そうやって、気持ちをニュートラルにしていけば、自然に「勘違い」から抜け出していくでしょう。
純粋に湧いてくる思いがあれば、正しい行動に移れるはず。
多くの人は、これとは逆のことをしています。
焦ることで、勘違いの上にまた勘違いを重ね、ニッチもサッチもいかなくなっている。
焦ったからといって、事態がよくなるわけではないのです。
念のために付け加えておくと、ここでの行動とは「生産的な行動」を意味します。
学生時代に、勉強に行き詰まったら、机の上を整理するとかして、またやる気を取り戻した経験のある方もいるでしょう。
「整理する」というのは、生産的な行動ですね。
ところが、「深酒をして忘れる」とか、そういうことをしていると、事態はもっと悪化していきます。
リフレッシュするための適度なものならいいのですが、「酒でごまかす」的なことをしても、問題解決にはならない。
一つの生産的な行動が、前向きさを取り戻すきっかけになります。
暗い気分の時は、その問題が実体以上に深刻に思えてくるものです。
少しでも気持ちがすっきりしたら、その問題が思ったほど深刻ではないことに気付くでしょう。
・今回のまとめ
「純粋な自分」こそが、問題を解決していく自分です。
悩んだら、いったん棚上げしてみよう。
やがて前向きさを取り戻し、その問題が自分が考えているほど大きな問題ではないことに気付くはずです。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。