こんにちは。上村です。
「集団」というのは、時にややこしいことがありますね。
職場などまさにそう。
いろいろな人がいるので、主張が対立することもある。
例えば、同僚から飲みに誘われたとしましょう。
行きたくないので断った。
すると「付き合いの悪い奴」と言われてしまうこともあるかもしれない。
あるいは、わがままな上司や同僚がいたら、辛いでしょう。
気の弱い人にとって、職場は住みにくい。
では、いったいどうすれば「住みやすく」できるのでしょうか?
実は単純だと思うのです。
なぜ疲れるかといえば、「周りの思惑に振り回されているから」です。
(あの人は自分のことをどう思っているのだろう?)と、相手の気持ちを詮索してしまう。
「何か言ったら嫌われてしまう」と、妙なことを考える。
思いやりならいいのですが、この場合は違いますね。
「自分がどう思われているか」を気にしているだけなので、思いやりとは無関係です。
思いやりとは、もっと明るく前向きなものです。
他人の気持ちを考えるというのは、詮索して悩む意味ではありません。
相手のことを考えてあげるのが「思いやり」です。
周囲の思惑に振り回されているようなことではいけない。
それよりも、今「自分がすべきこと」をしていくことです。
職場なら、仕事があるのですから、そこに気持ちを傾けていけばいい。
すべきことに集中するのは、余計なことを忘れるためです。
そんな風な態度でいると、思いのほか、人間関係がうまくいったりするものです。
なぜか?
つまり、周囲の思惑を気にしなくなったからですね。
心の束縛を解き放った時、本当の意味で周囲の気持ちもつかめていくものです。
自分の素朴な気持ちがよみがえったのです。
これがホントの「読心術」ですね。
僕もそんな経験を何度かしました。
つまりは、自分で自分の首を絞めているだけだったのです。
周りは、自分の思惑とは関係なくどんどん進んでいきます。
だから悩んでも仕方がありません。
そう思って割り切ると、楽しい気持ちも戻ってくるでしょう。
肩の力が抜けるので、かえってうまくいくようになります。
自分が楽しい気分になれば、周りも気さくになってくれるもの。
仕事にもきっといい影響が出るでしょう。
どんどん好循環になっていくのです。
これは、恋愛でも人間関係でも、同じことですよ。
「あの人は私のことをどう思っているのだろう」と悩んで、ヘトヘトになっている人がいます。
でも、それはさっきも書いた通りです。
相手の気持ちを考えているつもりのようで、「自分がどう思われているか」が気になっています。
だから疲れるわけです。
ややこしく考え過ぎずに、今すべきことに気持ちを傾けよう。
そこから次への希望が湧いてくるでしょう。
思いやりとは、まさにその時に発揮していけるものです。
・今回のまとめ
心配はやめて、今すべきことに気持ちを傾けよう。
そうすれば、きっと前よりも、他人の気持ちもつかめていくでしょう。
「愛される自分を大胆に意識すること」
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