2020年5月2日土曜日

本当の存在感を発揮する方法

こんにちは。上村です。


あなたは、相手の関心を引こうとして、逆に「相手から引かれてしまった」経験はないでしょうか。


無理に関心を引こうとして、失敗することがありますね。


一つ勘違いがあるのです。


「関心を引く行為=愛される」というのではありません。


「無理に関心を引く行為」と「愛情」は、関係ありません。


それをイコールと考えてしまうことに、「大きな落とし穴」があるのです。



例えば、誰かを「褒める」とします。


心から褒めるのなら、もちろんいいことです。


でも、褒め言葉を「相手の関心を引きたいだけの理由」で言ったら、それはもう褒め言葉ではなくなりますね。


「自分に関心を向けさせよう」としているだけなので。


「褒めたら何かいいことがあるだろう」と考えているから。


本来の褒め言葉とは、そういうものではないですね。


心からそう思って言うのが、「褒め言葉」です。



「褒めテクニック」なるものがあるそうですが、それはナンセンス。


テクニックにしている時点で、褒め言葉になっていないからです。


自分の有利な状況を作り出そうとしているだけ。


そんな褒め言葉なら相手に伝わらないし、後々残らないでしょう。



もちろん、褒めることはいいことです。


「動機が大切」ということですね。



逆パターンもあります。

わざと相手をケナす人です。


褒めて反応がないと、ケナしたり、馬鹿にして、相手の歓心を得ようとする。

もちろんこれも間違っています。


結局「自分のことだけ」になっているからです。

しかも、相手を傷つけています。



いずれにしても、「関心を引く」ことと「愛情」を、混同してはいけない。


もちろん、関心を引こうとすることが悪いと言っているのではありません。


「それと愛情を混同してはいけないですよ」ということが言いたいのです。


混同すると、わざとらしく関心を引こうとして、かえって相手をシラけさせることがあります。


昨今、世の中は「関心の引き合い合戦」になっているようなところがありますね。


少しでも人々の耳目をとらえようと躍起になっている。


でも、僕は、あえて「逆」をおすすめしたい。


目立たなくていいので、「縁の下の力持ち」を意識するのです。


センターではなく、端っこでいい。

真ん中ではなく、隅っこでいい。


これは、姿を隠せとか、そんな意味ではありません。


「一歩下がることを恐れてはいけない」ということです。


自己主張に躍起になっているわりには、肝心な時に気持ちが言えない場合があります。


どっちでもいいことにこだわって、肝心なことに目が行かない場合もあります。


存在感を発揮しようという自己主張は、意味がありません。


うっとうしいと思われてしまいます。



異性関係でもそうですね。


しつこく相手を追いかけ回している人は、例外なく「間違った自己主張」をしています。


「じっとしていたら、好きな人をとられてしまう」

と考えているのです。


だから焦って、かえって墓穴を掘ってしまう。


自分の存在を見せつけようと、必要以上に騒ぎまくってしまう。


もっと落ち着くべきです。焦りはいらない。


目立たなくてもいい。もっと落ち着いて周囲と接すればいいでしょう。


「自分は無視されている」「私はないがしろにされている」と思った時点から、奈落の底に入っていきます。



表面的な存在感などどうでもいいこと。


「本当の存在感」を目指すこと。


「本当の存在感」とは何か?


自分のことを後回しにする勇気。嫉妬しない勇気。焦らない勇気。心配しない勇気。勝ち負けにこだわらない勇気。寛容になる勇気。落ち着く勇気。思いやりを発揮する勇気・・・


それこそが、「本当の存在感」です。



・今回のまとめ
存在感とは、目立つ意味ではありません。
「本当の自分」を発揮することです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。