2020年5月17日日曜日

苦手だと思い込まないことが、気持ちを楽にするよ

こんにちは。上村です。


昔の話です。


職場に、ある一人の女性社員がいました。



非常にクールというか、ツンツンしている感じで、僕はその同僚を苦手にしていました。


「話しかけるのもやっと」みたいな間柄。



ある日のことです。


仕事が終わって帰宅中。


電車内の同じ車両に、偶然その人がいたのですね。



こちらも一人、相手も一人。


(困ったな)と思いました。

何を話していいかわかりません。


でも職場の同僚ですし、無視するわけにもいきません。


思い切って話しかけてみたのですが、予想通り反応が薄かった。



当時は夏でした。

体は暑いのに、心はかき氷状態だったのを覚えています。(笑)


なので、その同僚に対しての印象は変わらないままでした。




さて、日は経ち「正月」を迎えました。(展開が早いのをお許しください)



自宅に届いた年賀状に、「さっきの同僚からのもの」があったのです。


同じ職場なので、年賀状が来ても不思議ではありません。


目を通してみると、こんな文面が添えてあった。



「無理してたばこを吸わないでくださいね。いつも宴会とかで無理をしているようなので」という文章。



僕は驚きました。


確かに当時、僕はまだ若手で、ずいぶん無理をしていたのです。


当時は、職場内でたばこを吸う男性が多くいました。


ヘンな見栄で、僕も無理して吸っていたのです。



今から考えれば、何でそんな馬鹿げた見栄を張っていたのか、理解に苦しみます。(自分のことですが)


もちろん、同僚にそんな話をしたことはありません。


にもかかわらず、彼女は僕のことをちゃんと見ていたのですね。



「無理しなくていいよ」

と気遣ってくれたのです。



後から気付いたのですが、その同僚は、決して冷たい人ではなかった。


極度に人見知りするタイプのようで、それを誤解していたのです。



今まで苦手だと思っていたのですが、それ以降、彼女とは無理なく話ができるようになりました。


不思議なもので、相手の本当の姿がわかると、苦手意識も消えていきますね。


僕自身も、結構人見知りだったので、いってみれば共通点もあったわけです。



「苦手意識は自分が作っている」ということに気付きました。


相手の性格が変わったわけではありません。


僕の「その人に対する見方」が変わったので、自然に打ち解けたのですね。



もちろん、嫌いな人をあえて好きになるわけにもいかないですし、合わないものは合わないでいいのです。


ただ、自分の思い込みが、嫌いな人を作ってしまうことがあります。



あるいは、好きな人であっても、付き合っているうちに感情のイザコザが起こったりする。



最初の頃はそうでもなかったのに、相手に求めることが多くなって、不満が高まっていくのです。


人間関係もそうですし、特に恋愛に多いかもしれませんね。



こんがらがった感情を、まっすぐに戻してみること。


これは、恋愛や人間関係に行き詰っている人にとって大切なことです。



・今回のまとめ
「感情」を一度ニュートラルに戻してみよう。
自分が気にしている多くのことは、実は何でもないことに気付きます。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。