2020年5月27日水曜日

追いかけると逃げるのは、焦っている人に絡まれると、息苦しくなるから

こんにちは。上村です。


今回は、少し「思い出話」をしてみましょう。



僕が、大学の入学式用に、初めて「スーツ」を買った時です。


ある店に行きました。



どんな服を買うか考えていたら、若い男性店員さんが近づいてきました。


「スーツをお探しですか?」
「ええ、入学式に着るので」


すると店員氏、「これなんかどう?結構いいよ」とあるスーツを勧めてきました。


勧めてくれるのはいいけど、何でいきなりタメ口なのだろうか。(笑)



まあ、僕は当時10代。


店員さんも若かったし、ざっくばらんがいいと思ったのでしょう。



それは構わないのですが、その後が大変だった。


店員氏は、僕が考える暇もなく、「今はこれが主流」みたいな感じで、有無言わさない。


僕は、あっけにとられました。



スーツを選ぶのは生まれて初めてです。

どれがいいのかもよくわからない。


そこへもってきて、「これしかない」みたいな感じで勧められたのです。



ひょっとしたら「販売ノルマ」みたいなのがあったのかもしれません。


商売なので、押しも必要な時があるでしょう。

でも、あまりにも強引すぎやしないか。


僕にしてみれば、ほとんど考える間もなかったのです。


知りたいことも質問できず、その定員は強引に話を進めていく。


結局、そのスーツを購入してしまったのです。



もちろん、定員さんにやる気がなかったら困りますが、さりとて強引なセールスも困ってしまう。



当時僕は消極的な性格で、相手のなすがままになってしまったのです。


「無理やり押し付けられた」という苦い思いが残ったのですね。



「それでも売れたんだから、店にとってはプラスだ」

と思われるかもしれません。


でも、そんなこともないのですね。


なぜなら、それ以降、僕はその店に行かなくなったからです。



店の品に問題があったわけではありません。


むしろそのスーツは結構よくて、お気に入りになりました。


ただ、気分的に利用する気がなくなったのです。


その店に行くたびに、「強引な店員がまた現れやしないか」と警戒するようになったから。



そこで、その店員の立場で考えてみましょう。


その時はスーツを売ったのです。


彼は、ひょっとしたら、上司にホメられたかもしれません。


「よく売った。エライ」

みたいな感じで。



まあ、一着売ったくらいで、そこまで褒められないかもしれませんが。



でも、よく考えてみてください。

その時は、確かに売れたかもしれません。


でも長い目で見ると、それ以降の「ひょっとしたら僕が買ったかもしれない売り上げ」がなくなったのです。


その店は自宅近くにあったので、僕は度々利用していました。


でも、その出来事以来、全然行かなくなった。



イヤな経験をしなければ、以降もずっとモノを買い続けていたかもしれません。


店側にとってみたら、結果的にはソンをしているのです。


目先の利益を追い求めて、結果的にソンをしたというわけです。



念の為に言うと、売り込みが悪いと言っているわけではありません。


商売ですし、必要でしょう。



但し、何でもそうですが、結果を出すためにはそれなりのステップがあります。


結果を出そうと焦って、逆に「本当に望む結果」を遠ざけてしまうことがあります。



こういうのは、いろいろなことに言えますね。


何であれ、焦りをなくして、落ち着きの中で取り組んでいくことが大切です。



・今回のまとめ
「結果」は求めるものではありません。
後からついてくるものです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





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     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。