2020年5月13日水曜日

必然の法則を使って、苦しい関係を断ち切る方法

こんにちは。上村です。


こんなことを考えてみてください。


仕事や人間関係が順調なら、職場は楽しいでしょう。


でも、うまくいかなくなると、「苦痛の場」と化します。


仕事内容は変わらなくても、自分の置かれた状況で、気持ちが上下します。



例えば、学生時代にも、そんなことはあったかもしれませんね。


「好きな人の横の席」だったら、嬉しいでしょう。

学校に行くのも楽しい。


ところが、「一番前の席」だったらどうでしょうか?


教壇のすぐ近くです。

いつも教師の脅威にさらされるのです。(笑)


学校自体は同じですが、自分の状況によって気持ちが変わります。



そういえば、僕が中学生の時、とても苦手な教師がいました。


その先生の授業日は、まるでブラックホールに突入する気がしたものです。


教師を選挙で選ぶことができればいいのですが、学校はそうはなっていません。


学校はいつになったら、近代民主主義を導入するのでしょうか?(笑)



それはともかく、こういった場合どうすればいいか。


「嫌な先生がいるので学校に行きたくない」とは、なかなか言えないものです。


自分にとって苦痛でも、周囲はわかってくれない場合もあります。


どこに行っても、苦手な人はいるものです。


そんな時は、どうしたらいいか?



「本質に目を向けること」

僕はそう考えるのです。


「自分の気持ちがすべてを決める」ということです。


「そんなことはない。嫌な教師を選んだのは自分ではない」

と思うでしょう。


もちろんそうですが、問題を解決しようと思えば、考え方を変える必要があります。


いつまでも辛い状況を続けているわけにはいきません。




もう一度、職場を例に挙げてみましょう。


嫌な上司がいるとします。

毎日が苦痛で、仕事に身が入りません。


一方逆に、気の合う上司がいるとします。

すると、仕事にも元気いっぱいに取り組めるかもしれない。



しかしよく考えてみましょう。


最初の社員は、「上司がイヤだから仕事が苦痛」ということですね。


語弊を恐れず言うなら、これは本来おかしいのです。


仕事内容は何も変わらないのですから。



あくまで上司のことです。


素敵な上司もいるでしょうから、環境の問題。



いずれ人事異動で上司は変わるかもしれません。


すると仕事のやる気が戻ってくるかもしれない。



この場合の問題は、仕事内容とは無関係です。


「本質に目を向ける」というのは、こういうことなのです。



職場なら、上司云々ではなく、自分のすべきことをしていくことです。


学校なら、教師の好き嫌いはともかく、勉強が大切でしょう。


気の合う友人がいれば、そこに目を向ければいい。


そもそも、嫌な教師いても、必ず別れる時がやってきます。


気の合わないクラスメートとも、別れの時がやってきます。


「ずっと同じ人間関係」などないからです。


自分の過去を振り返ってみれば、きっと納得できると思います。



一時的には、いろいろあるのが人生。


でも、状況は必ず変わっていきます。



変化は人生の常で、ずっと同じ人に悩まされ続けるということはありません。


そんな人とできるだけ早く別れたいのであれば、自分を考え方を後ろ向きから前向きに変えることが近道です。



自分は、すべきことを精一杯すること。


もちろん、辛い時は、人に相談すればいいと思います。


但し、相談しっぱなしではなく、自らが状況を良くしていく気概を持つことです。


「いい種」を蒔いていくことです。


いい原因を作っていけば、いずれいい結果になって返ってきます。


いい原因とは、「プラスのこと」すべてです。


後ろ向きより、前向きの方がいいのは当然。


「真の前向き」とは、すべてを乗り越えていく気概だと思います。



たとえすぐにではなくても、それは確実に自分の置かれた環境を良くしていくでしょう。


嫌な上司が、いずれ人事異動か何かで変わることがあります。


こういうのは偶然ではなく、必然だと僕は思う。


「嫌だ嫌だ」と思っているうちは、嫌な人はなかなかいなくならないもの。


どっちでもよくなったら、ふといなくなったりする。



「環境は必ず良くなっていくんだ。その時のために自分は今いい種を蒔いていくんだ」と自分に言い聞かせることが大切です。


順調な時に前向きになるのは、誰でもできるでしょう。


暗い状況の時こそ、ますます心を奮い立たせるべきだと考えます。



・今回のまとめ
辛い人間関係は、必ず変わっていきます。
暗い状況の時こそ、ますます心を奮い立たせて、前向きなものを見ていくことです。





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