2020年5月30日土曜日

大切なのは、「社会人として」ではなく、「自分自身として」

こんにちは。上村です。


人を行動に駆り立てる場合、二つの「下手な方法」があるのをご存知でしょうか?


「下手」なので、当然オススメできない方法です。(笑)



まずは一つ目。

『相手に罪悪感を感じさせて、行動させようとする』


その行動をしないことが、まるで人として許されないことであるかのように言うのです。



「まさか行動しないなんて、そんなことないよね。心ある人ならみんなするはずだよ」

などと言う。



「煽動家」にこのタイプがいます。

やっかいなタイプです。



職場にもいるかもしれませんね。


例えば、社内の打ち上げに欠席するとする。


「社会人としてそれはマズイんじゃないか」

と言う。



当然ですが、「打ち上げ」と「立派な社会人」とは、何の関係もありません。


打ち上げにいくら参加しても、人間が立派になるわけでもありません。



でも、そういった相手の「罪悪感」をつくことで、行動させようとするのです。




では、もう一つの下手な方法とは、何でしょうか?


それは、『危機感をあおり立てる』ことです。



これも煽動家に多いですね。

「大変だ大変だ」と騒ぎまくる。


「上司が交代する、大変だ」
「恋人が冷たくなった、大変だ」
「危機が迫っている、大変だ」
「とりあえず、大変だ」

みたいな。



「そんなバカなことがあるか」と一笑に付すと、「お前はノー天気だ」などと言われる。


そうして巧妙に人を行動させようとするのです。



しかし、僕はハッキリ言いたい。



このような、罪悪感や危機感をあおって他人を行動させようとする人は、やがてうまくいかないことに気付かされるでしょう。



いずれ、自分自身も同じような目に合ってしまう。


なぜなら、「恐怖心」を刺激して行動させようとしているからです。



恐怖心から慌てて行動すると、悪い結果を引き起こしたりします。



「恋人をとられる」という恐怖心を持った人が、おかしな行動をしたりとか、そういう事もありますね。




歴史的にも、このようなことはありましたよ。


かつてオイルショックの時に、「トイレットペーパーがなくなる」というウワサが広がった。


みんながトイレットペーパーの買いだめに走って、パニックになったのです。



これもまた、恐怖心が引き起こした出来事ですね。


恐怖心を持つと、冷静な判断ができなくなってしまいがちです。



しかし人間はやがて気付きます。


一時的に恐怖心に動揺することがあっても、その間違いに気付くのです。


そしてさかんに恐怖心をあおっていた人を、信用しなくなります。



オオカミ少年がいい例ですね。


相手の恐怖心を刺激して行動させようなんて、しない方がいい。


それは最終的に失敗に終わります。



では、本当に人を動かすためには、何が必要でしょうか?


それは、逆説的ですが、他人を思い通りに動かそうとしないことです。



人に動け動けと思って、いつも裏切られている人がいます。


それは当然ですね。


他人の行動に振り回されている人は、いつまで経っても失望から抜け出せない。



求めるなら、「自分自身に求めること」です。


自分に求めずして、他人ばかり動かそうとするから、何をしてもうまくいかなくなってしまうのです。



人はそれぞれ、自分自身に責任を負っています。


他人に要求することは、すべて自分に返ってきます。


「正しい求め方」をすることが大切です。


それがいいことであるなら、最初に実践するのは他人ではなく、自分自身です。


そんな人こそが、他人にもいい影響を及ぼしていくでしょう。



人の背中を追いかけてはいけない。


人に、自分の背中を見てもらうのです。


自分がいい波長を出していけば、それを感じる人は必ずいます。


引き寄せとはそう。


それは他人に求めるものではなく、常に自分自身に求めるものです。



・今回のまとめ
求める対象は、「自分自身」です。
それが、様々な問題を解決していくのです。





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