こんにちは。上村です。
人を行動に駆り立てる場合、二つの「下手な方法」があるのをご存知でしょうか?
「下手」なので、当然オススメできない方法です。(笑)
まずは一つ目。
『相手に罪悪感を感じさせて、行動させようとする』
その行動をしないことが、まるで人として許されないことであるかのように言うのです。
「まさか行動しないなんて、そんなことないよね。心ある人ならみんなするはずだよ」
などと言う。
「煽動家」にこのタイプがいます。
やっかいなタイプです。
職場にもいるかもしれませんね。
例えば、社内の打ち上げに欠席するとする。
「社会人としてそれはマズイんじゃないか」
と言う。
当然ですが、「打ち上げ」と「立派な社会人」とは、何の関係もありません。
打ち上げにいくら参加しても、人間が立派になるわけでもありません。
でも、そういった相手の「罪悪感」をつくことで、行動させようとするのです。
では、もう一つの下手な方法とは、何でしょうか?
それは、『危機感をあおり立てる』ことです。
これも煽動家に多いですね。
「大変だ大変だ」と騒ぎまくる。
「上司が交代する、大変だ」
「恋人が冷たくなった、大変だ」
「危機が迫っている、大変だ」
「とりあえず、大変だ」
みたいな。
「そんなバカなことがあるか」と一笑に付すと、「お前はノー天気だ」などと言われる。
そうして巧妙に人を行動させようとするのです。
しかし、僕はハッキリ言いたい。
このような、罪悪感や危機感をあおって他人を行動させようとする人は、やがてうまくいかないことに気付かされるでしょう。
いずれ、自分自身も同じような目に合ってしまう。
なぜなら、「恐怖心」を刺激して行動させようとしているからです。
恐怖心から慌てて行動すると、悪い結果を引き起こしたりします。
「恋人をとられる」という恐怖心を持った人が、おかしな行動をしたりとか、そういう事もありますね。
歴史的にも、このようなことはありましたよ。
かつてオイルショックの時に、「トイレットペーパーがなくなる」というウワサが広がった。
みんながトイレットペーパーの買いだめに走って、パニックになったのです。
これもまた、恐怖心が引き起こした出来事ですね。
恐怖心を持つと、冷静な判断ができなくなってしまいがちです。
しかし人間はやがて気付きます。
一時的に恐怖心に動揺することがあっても、その間違いに気付くのです。
そしてさかんに恐怖心をあおっていた人を、信用しなくなります。
オオカミ少年がいい例ですね。
相手の恐怖心を刺激して行動させようなんて、しない方がいい。
それは最終的に失敗に終わります。
では、本当に人を動かすためには、何が必要でしょうか?
それは、逆説的ですが、他人を思い通りに動かそうとしないことです。
人に動け動けと思って、いつも裏切られている人がいます。
それは当然ですね。
他人の行動に振り回されている人は、いつまで経っても失望から抜け出せない。
求めるなら、「自分自身に求めること」です。
自分に求めずして、他人ばかり動かそうとするから、何をしてもうまくいかなくなってしまうのです。
人はそれぞれ、自分自身に責任を負っています。
他人に要求することは、すべて自分に返ってきます。
「正しい求め方」をすることが大切です。
それがいいことであるなら、最初に実践するのは他人ではなく、自分自身です。
そんな人こそが、他人にもいい影響を及ぼしていくでしょう。
人の背中を追いかけてはいけない。
人に、自分の背中を見てもらうのです。
自分がいい波長を出していけば、それを感じる人は必ずいます。
引き寄せとはそう。
それは他人に求めるものではなく、常に自分自身に求めるものです。
・今回のまとめ
求める対象は、「自分自身」です。
それが、様々な問題を解決していくのです。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。