こんにちは。上村です。
僕は若い頃、「不思議な経験」をしたことがあります。
不思議といっても、日常の話です。
人間関係のこと。
若い頃の僕は、「謎の出来事」が多発していたのです。
例えば、職場の同僚と話をする。
すると、なぜか相手が不機嫌になることがあった。
気に障ることを言ったわけでもないのです。
日常会話なのに、なぜか相手がイライラしてくる。
(自分のいったい何が、相手を怒らせるのか?)と悩みました。
怖い顔をしていたわけではありません。
「微笑みの貴公子」と言われていたくらいなので。(ジョークが冴えません)
冗談はともかく、今となってその理由はよくわかる。
頻繁にそういうことがあったので、相手の原因ではないでしょう。
僕の責任か?
自分の何がいけなかったのでしょうか?
よく考えてみて、わかったことがありました。
僕は、相手に対して「過度の恐怖心」を抱いていたのですね。
若い頃の僕は、何かにつけてビクビクしていたのです。
「こんなことをしたら怒られるのではないか」
「笑われるのではないか」
「フラれるのではないか」
と怯えていた。
相手をすぐに怒らせてしまったのは、自分の中に「恐怖心」があったから。
それが相手に伝染して、相手をイライラさせてしまったのでしょう。
もちろん僕の恐怖心は、何の根拠もないものです。
自意識過剰になっていただけです。
当たり前ですが、別に相手は自分を迫害しようなどと思ってはいない。
自分で勝手に「他人に馬鹿にされてはいけない」と思って、力んでしまっていたのです。
自意識過剰から「過剰防衛」になっていたのですね。
では、僕はどうしたらよかったのでしょうか?
「普通」でよかったのです。
肩肘を張らず、ありのままの自分を見てもらえばそれでよかったのです。
すべての人に好かれようとか、尊敬されようとか思っていたら、自分が疲れてしまいます。
かえって、自分のよさが発揮できなくなってしまう。
もっと普通でいい。
自分をよく見てもらおうとか、実際以上にできる人間に思ってもらおうとか、すべて余計なことです。
自分は自分以外の何者でもありません。
自分には、自分の長所があります。
それを深く掘って、役立てていけばいいのですね。
他人からどう見られようと、それはいい。
「自意識」をもっと正しい方向に使っていくべきです。
そうすれば、きっと今の状況がもっとよくなっていくでしょう。
・今回のまとめ
「自意識」は怯えるために使うのではなく、自分を役立てていこうとするため使っていこう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。