こんにちは。上村です。
こんなことを考えてみてくださいね。
ある人が、「手痛い失敗」をしたとしましょう。
その人が、もう一度「同じ出来事」を経験できるとします。
同じ状況で、同じ経験ができるのです。
確実に、今度は「失敗への対処」がうまくなるでしょう。
場合によっては、失敗を回避することができるかもしれません。
なぜでしょうか?
「このままでは失敗する」ことがわかっているからです。
結果がわかっているので、自分の「失敗に向かった行動」がわかります。
例えば、恋愛や人間関係で悩むのはどうしてでしょうか?
「いい結果」を期待しているからですね。
ところが思い通りにいかない。
この煩悶が悩みの根幹です。
そこで、こう考えてみましょう。
「悪い結果」から考えてみるのです。
人間関係なら、「人間関係がうまくいかなかった」と考える。
恋愛なら、「失恋した」と考える。
実際はそういうわけではなくても、そう仮定してみるのです。
すると、いろいろな「失敗原因」が思い浮かぶかもしれません。
失敗という結果から考えると、物事の新しい面が見えてきます。
通常は「成功したい、成功したい」と思っていますね。
それを逆の方向から考えてみます。
これは一種のショック療法ですね。
結果ばかりにこだわって、欲で曇ってしまった視界を、「クリーン」にするのです。
すると、物事がよく見えてきます。
いい結果を出そうと躍起になって、相手に自分の気持ちを押し付けていたのかもしれない。
それはあくまで自分の都合であって、相手には関係ないことです。
自分自身も結局は苦しいですし、相手にとってもわずらわしいことでしょう。
自分だって、気持ちを押し付けられたら嫌ですね。
そこで、「都合の悪い結果」から逆算して考えてみる。
もちろんこれは、悲観ではありません。
理性的になってみるということです。
こだわりを脱却することで、「本質」がよく見えてくるのです。
そう考えたら、失敗は多くのことを自分に教えてくれます。
「失敗」は、大きなきっかけです。
自分で失敗と思っていることが、実は未来になって「それがあるから今がある」と思える貴重な経験になるものです。
失敗を忌み嫌う気持ちから抜け出してみる。
失敗は人生にとって必要です。
失敗しない人はいません。
失敗を受け入れて、未来への糧にすべきです。
それが「本当のプラス思考」です。
順調な時のプラス思考は、誰でもできることです。
逆風の時のプラス思考こそが、本当の「心の強さ」です。
・今回のまとめ
成功の前には、失敗を経験するものです。
「逆風の時」にこそ、前向きになっていくべきです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。