2018年12月22日土曜日

「愛」と「依存」は違うので、今すぐバランスを取り戻そう

こんにちは。上村です。


あなたは、『禁酒法』という法律をご存知でしょうか?


アメリカで、1920年代に施行された法律。

「お酒はダメ。売ったり買ったりしてはいけない」
というものですね。


「自由の国アメリカ」で、こういう法律があったのは不思議。

ピストルが許可され、お酒が禁止というのも、よくわからない。


禁酒法のせいで、「闇ルートでの販売」が横行するようになりました。

意図に反して、犯罪を助長する結果になってしまったのです。

困った状況を引き起こしました。


結局、禁酒法は廃止されました。


禁酒法というのは、確かに無茶な法律です。


施行したのは、それなりの理由もあったのでしょうが、お酒と人類の歴史は長いので、法律で縛れるようなものではなかったのでしょう。


僕自身は、お酒は全然ダメです。

今、日本で禁酒法が施行されてもビクともしない。

でも、適量を守って楽しんでいる人にとっては、そんなことになったら(なりませんが)大問題です。


ところで、禁酒法はともかく、「飲酒」というのは習慣性があります。

自分でコントロールできなくなると、中毒症状になる場合もあります。

しかし、「中毒」とは、こういったことだけとは限りません。


例えば、片想いが高じて、しつこく相手を追いかける人もそう。

自分をセーブできなくなってしまうのです。

これも一種の、「中毒」かもしれない。


アルコール中毒ならぬ、「追いかけ中毒」です。

舞い上がって、限度がなくなってしまうのですね。


追いかけ中毒も、精神的な辛さを引き起こします。

こういう人は、「出会い」というものを勘違いしているところがある。


人間は、必要な人とは、出会うべき時に出会うもの。

今までもそうだったのではないでしょうか。


手当たり次第声をかけまくって出会うということではありません。

追いかけ回して仲良くなるものでもない。


こういうのは、仕事にもありますね。


僕はかつて「営業」の仕事をしたことがあります。

車を運転していて、道を間違える。


焦って、適当に車を動かすと、ますます迷ってしまうのです。


そんな時に限って、渋滞に巻き込まれたり。

道に迷って、渋滞にあったら、それこそ目も当てられません。


迷った時点で、車を止めて、冷静に地図を見る余裕が必要です。


まして人生には、地図がありません。

焦れば焦るほど、深みにハマっていく。


しかし我々には、心の深い部分に、「隠された地図」があります。


今までの経験とか、知識とか、英知がつまった地図。

それを引き出すには、「落ち着き」が必要です。


偏った考え方になると、視野が狭くなって、ますます自分を追い込んでしまう。


さっき書いた人もそうですね。

自分の感情に振り回されて、相手のことを考える余裕がなくなってしまったのです。


もちろん、感情が高まると、冷静になれと言われても無理な時があるかもしれない。


そんな時こそ、「バランス」を意識すべきです。

正しいバランスは、正しいタイミングを生みます。


ある人は、いつもチグハグになります。

求めれば求めるほど、人が遠ざかってしまう。


でも、ある人は、ごく自然に振舞ってうまくいきます。

この差は何でしょうか?


要するに、後者の人は、「タイミングがいい」のです。


バランスがいいからです。

いいバランスによって、いいタイミングがもたらされます。


「人間はその都度すべきことがあるので、それをする」
バランスとはそういうことだと思います。


仕事中に恋愛のことを考え、休んでいる時に恋愛のことを考える。


これでは、まるで恋愛のために自分があるようで、いったい本当の自分はどこに行ってしまったのでしょうか。


本当の自分は、恋愛のためにあるのではありません。


仕事の時は仕事ですし、家事の時は家事を、勉強の時は勉強を、趣味の時は趣味を、人間関係の時は人間関係を、休む時は休む。


夜、寝床に入ってから、仕事のことをあれこれ考えても仕方がありません。

動く時は動けばいいし、休む時は休めばいい。

バランスとはそういうことですね。


偏った姿勢ではなく、バランスのいい姿勢です。

「シーソーの真ん中部分」のような感じ。


誤解があるのですが、「真ん中」と「優柔不断」は全然違いますよ。


流されているわけではないのです。

しっかりと、自分自身の意思で「真ん中」に立っています。


バランスのいい人になって、タイミングのいい人になる。

落ち着いていれば、自然に「タイミングのいい自分」が実現していくでしょう。



・今回のまとめ
堂々と「中間」に立とう。
それがバランスです。
バランスは、きっと「いいタイミング」をもたらします。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。