2018年12月2日日曜日

いい原因を作っていけば、いつかいい結果になって返ってくるというシンプルな奇跡

こんにちは。上村です。


突然ですが、「推理小説」には、大きく分けて2つのパターンがあるそうですね。


一つ目は、いろいろな推理を重ねて犯人にたどり着くパターン。

これは普通ですね。


シャーロック・ホームズも明智小五郎も金田一耕助も、人間離れした観察眼で犯人を特定していきます。


架空の人物ですから、人間離れしているのは当然です。(笑)


小説の最終局面で、刑事(探偵)が、「○○さん、あなたが犯人です」と指摘する。


それで読者は、(この人が犯人だったのか)とわかるのです。


では、もう一つのパターンとは何でしょうか?


それは、「最初から犯人がわかっている場合」ですね。


犯人側から、ストーリーが始まります。

読者は、すでに結果を知っています。


その犯人を、どうやって特定していくのか・・・

そのプロセスに、興味の力点が置かれます。


二つ目のパターンは、書く方にとっては相当難しいはず。

読者は「結果」がわかってるのですから。


犯人に行き着く過程で少しでも矛盾があったら、読者はわかる。

結果がわかっているということは、読者の目線もシビアになります。


結論を知っているのと知らないのとでは、ずいぶん「眼力」が違ってきますね。


結果から逆算すれば、物事はよく見えます。

「あの時、ああいうことをしたからダメだったんだ」
「あの時、ああすればよかった」
などです。


もちろん、振り返ったらはっきりわかっても、「その時はわからなかった」のです。

人間は、未来を見通すことなどできません。


では、どうしたらいいのでしょうか?

失敗するのもやむをえないことなのでしょうか?


この「失敗」というのがポイントですね。

誰しも失敗は嫌でしょう。


しかし、今失敗だと思っていても、未来になってそうだとは限らないのです。

むしろ、手痛い失敗が、未来には実は「成功」だったとわかることがあります。


例えば、「辛い別れ」を経験した人の中で、奉仕精神に目覚める人がいます。

その辛い経験が、自分の心の中にある「本当の愛」に気付くきっかけになったのです。


愛とは、こだわりではなく、もっと自由なものであることを知ったのです。

束縛ではなく、支え合いであることを知ったのです。


もっと言えば、人生で苦労した人は、人生を「表面的な幸せ」で判断しなくなるでしょう。


もっと大切な、もっと本質的な、「人間性の部分」に比重を置くようになるはずです。


挫折の辛さを、「本当に大切なこと」に気付くきっかけにするのです。


悪い結果というのは、それなりの「原因」があります。


気持ちを入れ替えて、いい原因を作っていくなら、それはどこかでいい結果になって現れてくるでしょう。


自分にとって何か悪いことがあったなら、「自分の態度や考え方を見直す一つのチャンス」です。


それが、いい原因を作っていくことになります。



・今回のまとめ
「都合の悪いこと」は、自分の態度や考え方を見直す一つのチャンス。
いい原因を作っていけば、いつか「いい結果」になって現れるでしょう。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。