こんにちは。上村です。
「恋愛」で、悩みをかかえている人がいるとしましょう。
好きな異性のことを、いつも考えている。
その異性に対して、
「他の人」が好意を抱いているよう。
気が気ではありません。
「奪われやしないか」と、いてもたってもいられなくなる。
そこで、無理に異性の気を引こうとします。
しつこくしてしまうのです。
それに比例するように、相手は遠ざかっていく。
どうしてこんなことになるかというと、
「競争のワナ」に陥ったからです。
「ライバルに勝ちたい」と思って、自意識過剰になったのです。
でも、恋愛は「競争」ではありません。
相手だって、競争の対象にされたら、
たまったものではないでしょう。
恋愛は単なる例です。
愛情全般も同じです。
「愛情」と「競争」は無縁のもの。
あなたが相手のことが好きなら、それでいいではありませんか。
何を恐れることがあるのでしょう。
他人と比較する必要も全くありません。
競争の必要も全くないのです。
人間関係全般も同じですよ。
もっと言えば、「人生全体」もそうです。
「競争的思考」ではなく、「調和的思考」が大切です。
これは、表面的な意味ではありません。
「自分自身との調和」です。
心を落ち着けることです。
焦りを捨て、心配を捨て、恐れを捨てる。
ただ、自分に与えられた「今すべきこと」を忠実にしていけばいい。
そうすれば、いろいろなことがもっとうまくいくはずです。
幸せは、奪い合いではない。
奪い合わなくても、いくらでも幸せは用意されています。
むしろ奪い合おうとするから、自分自身の調和が乱れていくのですね。
そこに気付けば、自ずから物事がいい方向に向かっていくでしょう。
例えば、こんなことを考えてみてくださいね。
また恋愛を例に出して恐縮ですが、
ある人が、どうしても恋人がほしいと思っています。
男女が集まる「飲み会」のようなものに参加します。
その人は「いかにして恋人を見つけるか」ということばかり考えています。
素敵な異性がいたので、二人きりになろうとする。
こういう場合は、たいてい失敗するかもしれない。
あくまで自然な流れでそうなるならいいのですが、
無理に自分の都合を相手に押し付けても、うまくいかないのは当然です。
「たとえよくない反応であっても、無視されるよりいい」
と思う人もいます。
でも結局、それはあまり意味のないことです。
極端になると、
「相手を怒らせても自分に注意を向けたい」などと考える人がいる。
相手にとって、「やっかいな人」になってしまう。
そんなことをしなくても、愛情は存在すべきところに存在します。
無視されることを恐れる必要など、全くありません。
気の合わない者同士は自然に離れていくし、
気の合う者同士は自然に引き合います。
そう割り切ればいいのですね。
そうすれば、焦りとは無縁になって、心の調和が生まれます。
「得よう得よう」としなくていい。
人間ですから、時に独占欲が生じることもあるかもしれません。
しかし、「独占」では結局何も生まれない。
ただ、自分をそのまま見てもらえばいい。
自然に引き合うのがいい関係。
肩に力を入れ過ぎず、もっと気を楽にしていけば、
かえっていろいろなことがうまくいくようになるでしょう。
・今回のまとめ
愛情は競争ではなく、もっと落ち着いたもの。
奪い合いの必要はありません。
そのことに自信を持つべきです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。