こんにちは。上村です。
僕のかつての知り合いに、こんな人がいました。
彼は、「土曜日になるとユウウツになる」らしいのです。
土曜日というと、休みの場合が多いですね。
休みなのに、どうしてユウウツなのか?
普通なら、ホッと一息のはず。
理由を聞いてみると、こういうことでした。
土曜日になると、次の日は日曜日です。
日曜日の次は?
月曜日です。
つまり、土曜日の段階で、「もう休みが日曜日しかない」と思うらしい。
だからユウウツになるのです。
彼にとって、一番幸福なのは、金曜日の夜だそう。
よほど仕事がイヤなのでしょうか。
確かに彼は、ノルマの厳しい会社で働いていたので、気持ちはわかります。
でも、土曜日に日曜日のことを考え、日曜日に月曜日のことを気に病んで、果たして幸せかどうか。
誰しも、日常で、不満や悩みがあるでしょう。
職場には職場の悩みがあり、家庭には家庭の悩みがあり、学校には学校の悩みがあります。
人生ですから、いろいろあるでしょう。
「会社に行きたくない」という日もあって当然です。
だからといって、「出社拒否」もできません。
満員電車にストレスを感じつつ、頑張って会社に行く。
するといきなり朝礼で、
営業成績の悪い人は、上司から注意される。
朝から嫌な気分です。
でも、そうも言ってられません。
今日も一日頑張らないといけない。
しかし、「やっかいなこと」は否応なく襲いかかってきます。
仕事だけではありません。
例えば、職場に好きな異性がいるとします。
仕事も気になるし、その人のことも気になる。
恋愛の悩みがあります。
ふと、横を見ると、同僚はいつも元気そうです。
毎日が楽しそう。
軽口をたたきながら、仕事に精を出しています。
自分もそうなりたい。
でも、「嫌な上司」や「合わない同僚」との関係が気になり、楽しめない。
会社は長時間過ごすところですから、そこがイヤなら日々苦痛です。
もちろん会社だけではありません。家庭でも学校でも同じです。
長くいる環境が楽しくないと、辛くなってきます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
今辛いのは仕方がないにしても、「物事を正しい目」で見る必要があります。
悩むのは、一生その状況が続いていくように思うから。
一時的なことを、長期的なことと思ってしまうのです。
これでは、前途を暗く考えてしまって当然です。
でも、人生はそうではありません。
例えば、「10年前のあなた」と「今」を比べてみてください。
ずいぶん環境が変わったのではないでしょうか。
10年と言わなくても、5年程度でも、ずいぶん変わっていると思います。
人生は変化の連続です。
今あなたを悩ますこともいずれ終わりを告げ、また別の状況が生まれてきます。
自分にできること。それはいい変化を信じて、日々を明るく過ごすことです。
未来を作っているのは、「今」です。
明日は明日の風が吹くし、今は今の風が吹いています。
今の風を受け止め、それをより「いい風向き」に変えていくことに集中することが必要です。
そうすれば、きっとしかるべき未来がやってきます。
未来を心配ばかりしている人は、未来のことを考えているようで、実はそうではありません。
今の不満を未来に投影して、ますます未来を不安にしているだけのことが多い。
今を大切にしていけば、未来を楽観的に考えていくことができます。
落ち着いて、楽観的になっていけば、自然に未来はその気持ちに応じて開けていくでしょう。
「いったいつになったら未来は開けるのか」と思うかもしれません。
それは、人生が知っていることです。
あなたは、あなたの理解できる範囲のことに、全力を尽くすことです。
そうすれば、人生は人生で、自然に答えを出していってくれるでしょう。
それが「自分を信じる」ということだと考えます。
・今回のまとめ
あなたは、あなたの理解できる範囲のことに、全力を尽くすことです。
そうすれば、人生は人生で、自然に答えを出していってくれるでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。