2018年12月17日月曜日

あなたが「凄い」と思っていることは、実は「凄くないかもしれない」話

こんにちは。上村です。


僕はかつて、こんな人に出会ったことがあります。


何かにつけて、「オレは凄い」を連発するのです。

「仕事が順調なのはオレが凄いから」
「職場の雰囲気がいいのもオレが凄いから」


こういうのも「自慢の一種」ですね。
自慢は聞いていて疲れます。


あなたの周りにそんな人がいたら、試しに、あなたも自慢話をしてみてください。

すると相手はいっそう自慢しますから。(笑)

キリがないですね。


自慢も、サラっとならいいかもしれない。

ところが、さっきの同僚はしつこかった。

あくまで凄いのは自分だけであって、他人のことは評価しないのです。


そんな性格ですから、周囲とうまくいかず、あつれきを起こして、困った立場に追い込まれたのです。


この同僚は、勘違いをしていたのですね。

何を勘違いしていたのでしょうか?

『凄い』の意味ですね。


自分の「凄いところ」を強調すれば、周りから尊敬されると思っていたらしい。

でも、これは勘違い。

「何が凄いか」の判断は、人によって様々です。


例えば、ある男性が、好きな女性と食事に行ったとしましょう。

「男らしいところを見せたい」と思う。


店員さんを呼びつけ、
「これを持ってきてくれ。早くしてくれよ」
などと横柄な態度をとったとします。

それを見て、いっしょに食事をしていた女性はどう思うか?

「素敵」と思う人はいないでしょう。
「エラそうで嫌だ」と思うに違いない。

本人は「男らしい」ところを見せつけたつもりが、全く逆の結果になってしまったのです。


自意識過剰になると、こんな失敗をしたりするものです。

落ち着いていれば、「何が本当に凄いことなのか」わかるもの。

先の同僚は、「仕事のできる男」に価値を見出していました。

それは本人の価値観なので構わないのですが、思ったように周囲が評価してくれない。

だから何かにつけて「オレは凄い」を強調していたのです。


しかし、オレは凄いと言えば言うほど、彼は「凄くない」と思われていきました。

当然でしょう。

仕事で評価されたいなら、仕事を一生懸命する以外ありません。
自分をいくら飾り立てても仕方がないのです。


また一生懸命して、それ評価してくれる人もいれば、たいして評価してくれない人もいます。

人によって価値観は違うわけですから、当然です。


僕なら、仕事ができる云々よりも、人間性の方を重視します。


他人をコントロールすることなどできません。

「こうしたら一目置かれるだろう」と思っても、思惑通りにいかない。

それより、「人によって評価はマチマチだ」という事実に目を向けることが大事です。


すると、相手がどう思うか知らないが、「自分はこういう人間なのでありのままに見てください」という心境になります。


結果的にそれがいいのです。

肩肘を張るより、長所も短所もありのままに見てもらえばいい。

それをどう感じるかは、相手のことです。


先の同僚も、自分の凄さを強調する必要はなかったのです。

強調したために、かえって「凄くない人」になってしまいました。


普段から「自分は凄い」を連発している人が、日常で全然凄くなかったら、周りはどう思うでしょうか?

反動で「凄くダメ」になってしまう。

だから「自分をよく見せよう」なんて思わなくていいのです。


その方が、かえって自分を表現できます。

人間関係を恐れることもなくなります。


これが本当の「自己表現」ですね。



・今回のまとめ
「自分をよく見せよう」と思わない方がうまくいきます。
今の自分を見てもらえばいいのです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。