2018年12月5日水曜日

不調和になるのは、相手が冷たいからではなく、自分が追いかけているから

こんにちは。上村です。


最初に、「怪談」を一つ。(笑)


ある人がいました。


彼は、職場から帰宅途中、電車の中で寝てしまった。

ウトウトではなく、本格的に。


気付くと、降りるべき駅を過ぎていました。

何駅も通り過ぎていたのです。


慌てて「反対方向の電車」に乗り換え。

もちろん元に戻るためです。


ところが、その電車の中でもグーグー寝てしまった。

またまた、最寄駅を行き過ぎたのです。


「いつまでも自宅に帰れない」という「怪談」です。(笑)


だいたいにおいては、ウトウトしても、降りるべき駅がきたらハッと目が覚めるものですね。

よほど疲れていたのかもしれません。


ところで、僕自身も若い頃に似たようなことをしていました。

「恋愛」でそんなことをしていたのです。


もちろん、
「電車で寝てデートの待ち合わせ場所に行けなかった」
という意味ではありません。


そんな現象的なことではなく、もっと深い部分で「好きな人に会えなかった」のです。

こちらが本気になればなるほど、なぜか相手は逃げていく。


追いかけても逃げるばかり。

まるで、いつまで経っても最寄駅に着かない感じ。


どうしてでしょうか?


特に理由はないでしょう。

「縁がなかった」というだけかもしれない。


ただ、僕自身、今から考えると多くの反省があります。


相手のことも考えず、自分の願望だけを押し付けようとしていたのです。

今から思えば、うまくいかなくてよかったと思います。


なぜなら、なまじそんなことでうまくいったら、「大きな勘違い」をしていたかもしれないからです。

その時はよくても、後々困ったことになっていたでしょう。


物事には、「潮時」があります。

たとえウトウトしていても、最寄駅が近づけば目を覚ますようなもの。


ところが、自分自身が不調和になると、そういったタイミングが悪くなることがあります。


そういえば、若い頃読んだ恋愛本に、「恋愛は押しの一手」みたいなことが書かれてあった。

そんな「陳腐な言説」に惑わされて、自分自身を見失っていたのですね。

不調和の原因を自分で作っていたのです。


当たり前ですが、押しの一手など、相手のことをまるで考えていない証拠です。


いや、恋愛だけではありません。

恋愛は、わかりやすい例として書いただけです。


「人生」そのものにタイミングがあります。


タイミングは、自分の都合というよりも、「人生の都合」です。

早い遅いも関係ありません。


「最寄駅で目を覚ましたい」というのは自分の都合。

でも、「最寄駅で目を覚ますべき」というのは人生の都合です。


願望というよりも、そうすべきだからそうする。

それが本当に必要なものなら、必ず「最寄駅の前で目を覚ます」のです。


いいタイミングを得るためには、自分が「調和」していることが大切です。


過去のことをクヨクヨ後悔したり、未来のことを心配していてはいけない。

焦る必要など、どこにもありません。


さっきの恋愛で言えば、追いかけるというのは、要するに焦っているからですね。


「早く恋人にしたい」「別の人にとられたくない」そんな気持ちが、どんどん焦りを募らせる。


そこに、不調和の原因があります。

焦るのは、独占欲が過剰になっているから。


「この関係が壊れたらどうしよう」とビクビクすることも、不調和です。


人生は必要な人と出会い、離れるべき人は離れていく。

出会いがあれば別れがあり、別れがあれば出会いもあります。

そう割り切って、自分の人生を信じることです。


そうすれば、きっと人生は、多くのものを返してくれるでしょう。

これがまさに、「調和」だと考えます。



・今回のまとめ
後悔や心配とは縁を切ろう。
人生は、自分にとって本当に必要なものを提供する用意をしてくれています。
「自分の人生」を信じることです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。