こんにちは。上村です。
あなたは、好きな人を「試した経験」はないでしょうか?
『愛情を確認したくて、相手の気持ちを試す』
みたいなことですね。
「一度もそんなことをしたことがない」
という人は、いないのではないでしょうか?
相手の心の中まではわからないので、何とか愛情を確認したい。
そこで、相手を嫉妬させようとします。
わざと遠ざかってみたり、別の異性と仲良くしてみたり、とか。
それで嫉妬してくれたら嬉しい。
自分への愛情を確認できて満足します。
そういえば、かつてこんなことがありました。
僕の家では、犬を飼っていたのです。
隣の家も、犬を飼っていました。
たまたま、隣の犬が、柵に近付いてきたので、手を伸ばして頭を撫でてあげました。
しばらくそうしていたら、
我が家の愛犬が、血相を変えてワンワン吠えたのです。
驚きましたが、妙に嬉しかった。
だって、愛犬が嫉妬してくれたのですから。(笑)
犬の嫉妬ならかわいいものですが、
人間同士の嫉妬となると、そうとばかりも言ってられません。
相手を嫉妬させようとする。
でももし、思ったように嫉妬してくれなかったら、どうなるでしょうか?
落ち込むかもしれない。
「やっぱり自分は愛されていない」と思うかもしれない。
でも、よく考えてみてください。
首尾よく相手が嫉妬してくれたとして、それがいったい何だというのでしょうか。
嫉妬にもいろいろあるのであって、愛情から起こる場合もあれば、その他の要因の場合もあるのです。
嫉妬で愛を測るのは、測り方を間違えていますね。
それに、しばらくしたら、また愛情を確認したくなってくる。
そこでまたまた嫉妬させようとする。
でも、そう都合よく嫉妬してくれません。
結局、「嫉妬をさせる」などという姑息な行為を意図的にしていたら、ますます状況が悪くなるのです。
そもそも、「嫉妬してくれたから自分を愛している」というのは、必ずしも正しくはありません。
嫉妬もいろんなパターンがあるので、それを愛を測るバロメーターにしたら、しっぺ返しを受けることがあります。
「嫉妬する」「嫉妬させる」みたいなことを考えていると、ますますその関係に自信がなくなっていきます。
また逆に、「嫉妬させるようなことをしたら嫌われるのではないか」と、過度に気にする人もいます。
これもまた、嫉妬を過大評価(変な言い方ですが)しています。
嫉妬で愛情を測る必要などどこにもありません。
思いやりを発揮し合っていくことが大切です。
当然のことですが、えてして感情が先走ると、歪んだアプローチ、歪んだ愛情確認をしようとします。
軽い嫉妬くらいならともかく、重くなったら関係もおかしくなります。
相手との間に壁を作ってしまいます。
自分から関係を複雑にしてはいけない。
「もっと素朴に、もっと素直に、もっと明るく、もっと落ち着いて、もっと前向きに」
それが愛情の本質だと考えます。
・今回のまとめ
嫉妬で愛情確認はできません。
真の愛情とは、素朴で、素直で、明るく、落ち着いて、前向きなものだから。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。