こんにちは。上村です。
前回のブログで、「妙な嫉妬話」をしましたね。
会ったことも、話したこともない相手にさえ、なぜか嫉妬してしまう。
「独占欲」というものがあります。
それが、こういう気持ちを作り出している原因の一つに違いない。
独占欲は「身近なものだけ」とは限らないですね。
「遠い存在」にだって持つ感情です。
特に今は「情報化社会」
知らない人のいろいろな情報が入ってきます。
知りたくなくても入ってくる。
どっちでもいいようなことが、大げさに伝えられる。
情報に振り回されていると、嫉妬心ばかりが起こってきます。
「あの人が持っているのだから自分も持ちたい」と思う。
自分の中の独占欲や嫉妬心に火がつきます。
しかし、冷静になって考えてみましょう。
自分の人生は、他人の幸せを真似するためにあるでしょうか?
違うと思うのです。
幸せそうに見える人でも、陰ではいろいろな困難や、うまくいかないことを抱えているものです。
表面だけを見て、嫉妬しているのは、非常におかしなことです。
自分の中にしっかりした「芯」を持てば、余計な嫉妬心から離れることができます。
他人が素敵な恋人を作ったからといって、別に自分が作らないといけないわけではありません。
自分は自分の道を歩めばいいでしょう。
自分は自分のペースでいい。
当然ですね。
自分自身のことは自分で決める権利があります。
誰かに決めてもらうわけでもなく、誰かの真似をするわけでもありません。
自分自身のことは自分で決める。
それが「責任」というものではないでしょうか。
そして、その責任を意識するからこそ、他人に親切にしたり、支えてあげることができると思うのです。
嫉妬は、向上心がねじ曲がったものに過ぎません。
向上心を「向上心のまま」に発揮していけば、他人を支える力になっていくでしょう。
それはもちろん、自分も幸せにしていきます。
「あれもほしい、これもほしい」と思うと、なぜか対象が遠ざかっていくことはないでしょうか?
恋愛などでもよくありますね。
「自分のことを今すぐ愛せ」みたいな、押し付けがましい態度になってしまう。
相手の意思を無視して、自分の感情を押し付けようとする。
それでは、うまくいかなくて当然です。
自分が「強迫的」になっているのです。
「今すぐ自分の思い通りにしたい」などと考えると、だんだん強迫的になっていきます。
もっと「調和」していくことなのです。
自分自身と調和していく。
向上心は向上心のままでいい。
それを嫉妬心や独占欲に変換する必要はありません。
独占したい気持ちが湧いてきたら、それを向上心という「元の素直な形」に戻すべきなのです。
「愛情が伝わらない」と嘆いている人は、押し付けをやめること。
押し付けをやめれば、もっと素朴な愛情が発揮できます。
それこそが、きっと伝わる愛情です。
追いかけるのを愛情だと思っている人がいますが、それは違います。
愛情とは、相手の意思を尊重し、「寄り添い、支え合うこと」だと考えます。
そこに押し付けはありません。
そこには、「お互いの自覚」があるのです。
・今回のまとめ
愛情とは、お互いの自覚。
そこに押し付けはありません。
自覚を尊重し、自然に寄り添い合うことがいい関係。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。