こんにちは。上村です。
ずいぶん昔ですが、こんなことがありました。
テレビ番組で、
「好きな女性アナウンサー」がいたのです。
ところがある時、「衝撃的な事実」を知りました。
実はそのアナウンサーは、既婚者だったのです。
「衝撃的」というと言い過ぎですが、
(結婚しているのか・・・)と少々落胆。
あなたには、そんなことはないでしょうか?
「そこまで嫉妬深くないよ」とおっしゃるかもしれません。
でも、似たような気持ちになった経験は、ひょっとしたらあるかもしれない。
もちろん、冷静になればおかしな心境ですね。
そのアナウンサーとは知り合いでも何でもないのです。
でも、そのアナウンサーが結婚していたら、なぜか切ない。(笑)
あなたが女性でも、似たようなことがあるかもしれません。
電車の中で、「素敵そうな男性」といつもいっしょになる。
ところがです。
ある日、その男性が「恋人とおぼしき女性」と電車に乗っていた。
ちょっと落胆かもしれません。
あなたとその男性は、知り合いではないのです。
嫉妬する理由はない。
いや、知り合いであろうがなかろうが、嫉妬していいことはないでしょう。
軽い嫉妬くらいならともかく、重くなれば自分自身が苦しくなります。
この場合の「嫉妬心」とは、どこから来るのでしょうか?
それは「独占欲」かもしれません。
独占欲が「嫉妬」を引き起こす。
嫉妬に燃えると、相手を過剰に追いかけたりします。
「好意を受け入れてくれ」という態度をとってしまう。
「これだけしてあげたのだから、返してほしい」と思う。
しかしこれは、自分自身の都合ですね。
本当の愛情は、押し付けとは関係ありません。
「相手の意思を認めること」です。
その上で、支え合っていくこと。
恋愛にのめり込んでいる人で、
「自分は愛情深い」と思っている人がいます。
でも、好きな人以外に対しては、結構冷淡な態度をとっていることがあります。
愛は本来、広がりのあるものです。
恋愛も愛ですが、それは極めて個人的な愛です。
愛をもっと広げ、「一般的な愛」を考えてみましょう。
思いやりとか親切とか、そういうものですね。
「実にたくさんの種類の愛」があります。
個人的な愛から人類愛に至るまで、幅広くあるのです。
「どうしてこれほど愛しているのに、相手は逃げていくの」
と悩む人がいます。
一見矛盾なようですが、その「愛」を考えてみる必要があります。
個人的な感情を、相手の意思を無視して押し付けようとしていないかどうか。
押し付けでは、自分も相手も苦しくなります。
恋愛が独占欲を伴うものであることはわかります。
でも、それがだんだん自分を苦しめていく。
そんな時こそ「本当の愛」に気付くチャンスです。
辛いことや困難から得るものがあります。
愛情に悩んだ時は、「本当の愛」に目覚めるチャンスです。
人間はそれぞれ独立した意思を持ちます。
それぞれが自由であり、「自分の人生を自分で決める権利」があります。
極めて当然のことですね。
その「当然のこと」をもう一度しっかり意識していく。
もちろん恋愛は、単なる一つの例に過ぎません。
独占欲は、様々なことで起こる感情です。
しかし、過剰な独占欲は、自分を苦しめ、相手を苦しめていきます。
独占欲から離れてみることです。
完璧は無理でも、がんじがらめの気持ちを解きほぐしてみるのです。
すると「見えてくるもの」があります。
お互いが意思を尊重し合うからこそ、真の愛情が発揮できます。
束縛しても、結局は苦しいまま。
本来の愛は、自分の心が「本当の意味で満たされるもの」であると思います。
束縛を解き、相手の意思を尊重する気持ちを持つなら、多くの問題はきっと解決していくでしょう。
・今回のまとめ
束縛から離れてみると、気持ちが軽くなります。
心が自由な時こそ、無理なく真の愛情が発揮できるものです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。