こんにちは。上村です。
僕は幼い頃、「サンタクロースは本当にいる」と思っていました。
クリスマスには、プレゼントを持って、
各家庭を訪問していると思っていたのです。
でも、僕の家には、ついぞ来ない。
家族からのプレゼントはありました。
どうしてわかったかというと、寝ている時に薄目をあけて、
プレゼントを置いてくれるところを見たからです。(笑)
ところが、サンタからは一向に何もありません。
そこで僕は、幼いながらこう考えた。
(サンタクロースは一人しかいないから、
世界中の家庭を、隅々まで回ることはできないんだ)
いわゆる人手不足ですね。(笑)
そう考えれば、僕の家にやってこないのも、納得できます。
おかしな空想ですが、その時は結構真面目だった。
サンタクロースというロマンチックな話を、「人出不足だから来れない」という現実的な事情で考えたところに、この話の趣があります。
それはともかく、僕はあなたに質問がしたいのです。
本当にサンタクロースはいないのでしょうか?
「いい年して、何言ってんの」と思わないでくださいね。
これは真面目な質問。
「いるわけない」とおっしゃるでしょう。
確かにそうですね。
サンタクロースを「物体」で考えたら、そんな人はいませんね。
コスプレのサンタクロースはいます。
でも、それは、本物のサンタではありません。
物体で考えたらその通り。
でも、物体ではなく、「精神」で考えたらどうでしょうか?
例えば、自分に思いがけない幸運が訪れたとします。
小さいことでもいいのです。
好きな人が、自分に微笑みかけてくれた。
小さいことですが、当人にとっては「夢心地」かもしれない。
まさに「小さなサンタがやってきた」みたいな感じ。
もちろん、仕事でも、家庭でも、人間関係でも、何でも、そういうことがあります。
「小さなサンタ」くらいなら、いつでもどこでも、頻繁に自分の元を訪れています。
クリスマスを待つ必要はありません。
四六時中、サンタは待機して、あなたの元を訪れようとしている。
ところが「どうしてサンタは来てくれないんだ」と文句ばかり言っている人を見たら、たぶん「行く気」が失せるに違いないのです。
やはり「歓迎してくれる人のところに行きたい」と思うでしょう。
受け入れ態勢ができていないと、相手は来てくれないのです。
サンタに問題があるのではなく、「自分の受け入れ態勢」に問題があるというわけです。
何でもそうですが、「波長に合う人のところ」行きたいものです。
サンタが好きなのは、きっと自分に似た人。
波長が合うからですね。
「早くプレゼントをもってこい」という波長を流している人の元には、引きつけられない。
考えてみれば、当然ですね。
粗暴な人に周囲には、粗暴な人がいるのと同じです。
「粗暴」という波長が合うから。
そういうものに感染した人が、引き寄せられているのです。
自分の態度がそうしてしまっている。
当然ですが、それでは幸せになれません。
幸せになりたいと言いながら、
「幸せにならないもの」に感染している人が多いのです。
★もっといいものに感染していこう
「いいもの」とは、言うまでもなく、
自分の気持ちが落ち着いて、希望が湧いてくるようなものですね。
探せば、いくらでもありますよ。
そうすれば、やがて「愛を引き付ける体質」になっていくはずです。
ここでの「愛を引き付ける」とは、表面的な意味ではなく、もっと深いものです。
キャーキャー言われて、あっという間に忘れ去られていくような、そんなものではありません。
もっと深い「本当の愛情」のことです。
サンタに来てほしいなら、自分自身が「サンタ体質」になればいい。
モノをあげるという意味ではありません。
精神的に心地いいものを「プレゼント」できるような、そんな体質です。
・今回のまとめ
「精神的なサンタ」は、いつでも、ふさわしい人の元へやってくる。
「いいもの」に感染していく姿勢こそ、「サンタ体質」です。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。